HDDを一新してみる。
またこのblogが動作しているOpenblocks 266のサーバが止まってしまったのだ。まぁ、このページは注目度が高いわけでも赤丸上昇中でもなんでもなく、更新も不定期に細々とやっているので、外向きには止まっていようといまいがあまり問題はない筈だ。ところが、内向きには我が家のDNSサーバやらいろいろなサービスを担当させているので、万が一止まってしまうと「インターネットつながんないよっ!」と御主人様(仮名)に叱咤されてしまい都合が悪い。
原因はというと、以前も書いたようにハードディスクにある。とにかくドライブ自体の動作が不安定であり、ログを見ているとI/Oエラーを起こしてOS側がにっちもさっちも行かなくなっている模様。ということで、前から狙っていた日立製のE7K100の60GB(HTE721060G9AT00)をちょっと奮発して購入したのだ。通常、このようなパーツは通販を使った方が安くて面倒くさくないのだが、HDDだけは運送屋さんの扱いが少々心配ということもあり店で買いたい。今回はわざわざ秋葉原までお出かけしたのだ(しかし、この街は私のような「年を取ったラジオ少年」にとっては、いつの間にやら訪れにくくなってしまった…)。
7200回転の割りに消費電力が低く、なによりも長時間駆動に対応しているらしい。これは実に心強い。ということで、早速環境を移行した。ちなみに、難しいことは一切しておらず、
- 新しいHDDをデスクトップPC(母艦)につないでfdiskを使ってパーティション切り、パーティションテーブルを作成(このとき、スワップ用の領域も忘れずに確保しておく)。
- 旧HDDの中身も母艦に繋いでtar cvfpでバックアップ。
- tar xvfp で新HDDへ展開。
- Openblocks266に組み込んで、ブートし、mkswapで先ほどのパーティションをswap領域に変換。
- リブート。
でおしまい。デスクトップPCは3.0GHzで演算能力が圧倒的に高く、ATA133であるため、tarなどの作業はこちらでやったほうが早く済む。
温度をhddtempでチェックしてみると前のものよりは若干高いようだが、振動は少なくヘッドのシーク音は明らかに小さくなった。もっとも、前のHDDは4200回転だったので温度が高くなったりするのは仕方がないかも。むしろ7200回転でこれは優秀なほうではないのだろうか。
低電圧という意味では、ノートパソコンにつなげてみるのも一興かもしれない。と物欲はとどまることを知らないのだ。