PCに耳を傾けてみる。
今日の天気は何かなぁ、と朝起きてPCの電源を入れると「カコーン」と音がしたのだ。
いや、別にお隣さんがお風呂に入っていたわけではない。ここだけの話、我が家のお隣さんは結構風呂好きである。朝も夕方も夜も、「カコーン」と音がしている。しかも風呂の窓が我が家に面しているせいもあって、入浴状況が音で手に取るように分かるのだ。ちなみにお隣さんといっても妙齢の女性が住んでいるわけではなく、私の父親より年配の老夫婦であるからして、あまり想像力を働かせないように心がけているというのもここだけの話。
そんなことはさておき。この「カコーン」という音はこともあろうにPCからしていたのだ。しかも、連続して「カコーン・カコーン」と言っている。この音がPCで発生しているとなると大問題である。もう皆さんお分かりだと思うが、ハードディスクが壊れた音である。つい先日、サーバのハードディスクが不安定だという話をしたばかりなのに、実際にクラッシュしたのはメインで使っているPCのハードディスクだったのだ。3年前に購入したIBM製80GBのハードディスク。最後にホームディレクトリのバックアップを取ったのは……2003年12月。もっとも大きな被害は11月に入ってからのデジカメ画像300枚ほどと、2年ほど前からのメールデータすべて。
ちなみに、メールには知人の「メールアドレス変更になりました」というメールも含む。もともと少ない友人の数がますます少なくなってしまうことは間違いない。なくした友達priceless。