電柱について考えてみる。
Webにこうしてくだらない駄文を書き連ねることを再開してから、以前よりいろいろなことに目を開き耳をかたむけるように心がけている。傍から見れば、きょろきょろしながら歩く不審な男だろうが、通報されない程度にやっているつもりではある。例えば、通りがかりのおばさんと目が合ったりすれば、目をそらしてそそくさと足早に立ち去るようにしているのだ。って、余計に怪しい。
で、気づいたことがある。どうしてこうも私たちが住む街は電柱だらけなのか。電柱が立っているということは、すなわち電線が間に張ってあるということで、折角の景観が蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線と無機質に突っ立つ電柱で台無しである。今までは当たり前の風景として甘受していたが、気になり始めるともう止まらない。ほら、あなたも気になり始めたのではないか。ほらほらほらほら。
どうにかならないものか。うーん。どうだろう、電柱の代わりに椰子の木が立っているというのはいかがだろうか。イメージしやすいように、PaintshopProを一生懸命操作して写真を合成してみた(Photoshopではないのがまた貧乏くさくて悲しいがそれはさておき)。電柱と電線を消して、どこからか入手した椰子の木をとりあえず貼り付けてみる。拙い合成写真で大変恐縮ではあるが、ご覧頂きたい。
がに。
うん。なかなか良いではないか。なんとなくパラダイス的な感じがする。もうちょっと想像力を膨らませてみるとビバリーヒルズのようではないだろうか。ビバリーヒルズなんて行ったこともないのだが、なんとなくセレブな気分に。「これからは私を武蔵野のパリスヒルトンとお呼び」なんてくだらないことを言い出しかねないほど。というか、私はれっきとした男です。それに、セレブは怪しげな合成写真なんか作ったりしませんか。すみません。