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またもや母校を訪れてみる。

学位論文の題名に問題があるということで、書類の差し替えのために再度母校へ。主査のS先生とメールを何通も交換して侃々諤々の結果ようやく題名が決まり、要旨もそれにあわせて導入部を変更(前日は11時の帰宅後に作業を開始したので結局夜中の3時まで書類の整理に時間がかかってしまった)。あとは教授会でS先生が受理申請の説明、すなわち「何某がこれこれこういう内容で学位を申請するから皆の衆よろしいか」と宣言するためのA4紙1枚ほどの原稿を用意していたのでそれを渡しておく。後で聞くと、この受理申請が一連の手続きの中で一番の山場だということ(しかも本人不在)。

なんだかんだ言って差し替えは午前中で済んだのだが、次の予定まで時間があったので、S先生の研究室の一角をお借りして論文の執筆に精を出したのだ。そうしたら学事課から携帯に、論文の題名に含まれる「『向けた』が漢字になっていなくて『むけた』になっている書類が一つありますのでお手数ですが修正いただけますか」との連絡。急遽研究室のプリンタをお借りして修正を再度差し替え(午前中で帰ってしまっていたらまたはるばる1時間半かけて書類1枚を差し替えに来なければならなかったので冷や汗ものだった)。しかし、私立大学というのにお役所仕事のような仕事っぷりなのだ。

結局、昼を抜いてまでがんばったお陰で少しは進んだ。次の仕事は、某音響学会(って全然「某」になっていない)の総会への出席。たまたま仕事で頑張った成果が認められて表彰を受けたのだ。何だか今年はツイている。ツキが良すぎて、今年後半にひどいしっぺ返しを食らいそうで怖いのだ。

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武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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