帰国してみる。
嵐の翌日のRue de la Servetteから見た朝焼け。ジュネーブではただの雨だったが、一昨日は欧州は未曾有の嵐に見舞われ、死者40人近い被害があったようだ。ジュネーブを遅れて出発した飛行機は、肘掛を思わずぎゅっと握り締めてしまうほど風に煽られてフランクフルトに着陸した。
空の便の混乱は昨日から続いているようで、フランクフルト上空に着いてから着陸するまでだいぶ待たされた。お陰で自分の乗り継ぐ便の出発時間を過ぎてしまって焦っている米国人が多数いたようだ。私もフランクフルト発成田行きの便のゲートに到着したのは搭乗時間ぎりぎりだったが、LHもわざと出発を遅らせていたようだ。予約がいっぱいだった筈の飛行機だったのに、空席があったのはやはり間に合わなかった人がいたのだろうか。しかし、フランクフルトから成田の間は747-400とはいえ古い感じの機体で、機内エンターテイメントも通路にある15inch程度のブラウン管のみ。長距離の移動でこういうのに乗ると心底がっかりする。