ブルターニュで途方にくれてみる。
出張で、フランスはブルターニュ地方のLannionという町にきているのだ。訪問先が用意してくれた宿は、Lannionからちょっと離れたPerros-Guirecという海沿いの小さな町。訪問先からは移動のためにレンタカーを借りたほうが良いというアドバイスがあったので、日本から予約できるレンタカーの代金をチェックしてみたところ、円安のおかげかびっくりするような値段だった。ということで急遽予約はやめてタクシーで移動する腹積もりだったのだが…。
Orly発Lannion着の飛行機はターボプロップ機。それ自体はさほど珍しいことではないが、Lannion空港の滑走路は一個で誘導路すらなく、着陸したらぐるっとUターンして滑走してきたところを走って空港の建物にアプローチするという「どんな田舎だよ」的な空港だったのだ。ここら辺から嫌な予感がし始めたのだが、やはり空港のビル(まるで田舎駅の待合所と同じような感じ)をでるとタクシーなど止まっていない。ということでその場で踵を返してビルの中にあったレンタカー屋で急遽車を借りることにした。
Lannionはともかく、Perros-Guirec自体は夏のハイシーズンには最高の休暇場所だろうと思われるこじんまりとしているが感じの良い町。さすが北大西洋に面しているだけあってヨットが多いのだ。
写真はヨットの停泊場。干潮時に座礁しないように堤で囲まれています。