パリで服を買ってみる。
ラ・デファンス(La Défense)のグランダルシュ(La Grande Arche de la Fraternité)から望む凱旋門(Arc de triomphe de l'Etoile)。
この出張、まったく天候に恵まれていない。Lannionの天気は気まぐれで、ジュネーブに行く前のつなぎとして日頃の行いが悪いのだといわれると素直に頷かざるをえないが、「欧州でも入梅かよ!」と八つ当たりしたくなるぐらいだ。
曇りでも昼は辛うじて半袖でもOKだったが、夜になると必ずと言っていいほど雨が降ってかなり寒くなる。梅雨前だというのに30度を越えていた日本のつもりでやってきた私が悪い。いくら悪くとも風邪はひきたくないので、花の都パリで服を買うことにしたのだ。
ということで、やってきましたMUJI。そう日本で言う無印良品である。実は最近MUJIは数年前からパリ市内に数店舗をオープン、意外とパリっ子に受けているとのこと。妹のアパルトマンから程近いところにもあるため、長袖の上に羽織れるものを物色しにいったのだ。なかなか良いブルゾンがあったのだが、あいにく私のサイズのものはなかった。店員に在庫があるかどうか尋ねてみると、「この店にはないんだけど他の店舗に訊いてみるよ」と快い返事。無愛想な店員の多い欧州で、こんなフレンドリーで親切な店員が居るのは意外だ。パリ市内の全店舗に全部電話をかけてくれ、結局ラ・デファンスの店舗にあったので取り置きしてもらったのだ。
夜は高校時代の友人と待ち合わせ。夜中まで外のカフェでブランデーなどを飲む。ブルゾンのおかげで暖かい。せっかくのパリで買う服がMUJIかよ!というつっこみは大歓迎です。