水槽をフィッシュレスで立ち上げてみる。(12)
実は本人も既に飽きてきているのだが、バクテリア飼育記も12日目。水温は28℃、アンモニア(NH3)は0.0ppm、亜硝酸(NO2)は>1ppm、硝酸塩(NO3)は20ppmの表示。PHは7.76。アンモニア濃度はとうとうゼロに。硝酸塩の試薬の取説には「亜硝酸が2ppm以上の場合、干渉が非常に大きいため正確な硝酸塩の値を読み取ることは不可能です」とあるため、今後は亜硝酸の濃度が下がるまで硝酸塩の測定は中止。「亜硝酸地獄」の2日目であるが、ニトロソモナス属の活動を継続するために窒素化合物濃度の測定後に10%アンモニア水を15滴分滴下。
黒いキスゴム、エアーストーン(いわゆる「ぶくぶく」の石)の端が茶色に変色し、アマゾンソードの葉にも目立って茶色に変色してきているのが見受けられる。立ち上げ時の不安定な水槽にはよくある事象のようだが、茶苔(珪藻)が発生していると見て間違いないだろう。この状況では特に手を打つことはできないが、放置するかどうか迷う。