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October 27, 2007

ラージパールグラスを全部抜いてみる。

ラージパールグラスの調子が相変わらず悪いのだ。ライトを交換しても、「発酵式」で二酸化炭素(CO2)を添加してもちっとも良くならない。茶苔が発育を阻害しているのだろうが、水質など他にも要因があることを疑おう。調子が悪い葉は半透明の茶色になり、いわゆる「溶ける」ような感じで茎から離れていく。こうして水槽の縁やフィルタの排水口にはラージパールグラスの枯葉がへばりつき、うっとおしいことこの上ない。ということで、残念ではあるがラージパールグラスの育成は断念。ほとんど全部抜いてゴミ箱に。悲しい。

そして、同じように茶苔だらけの石(店では「青華石」として売られていた)を取り出し、クエン酸で処理をすることにした。クエン酸は塩酸のような危険物でもなく、酢酸(いわゆるお酢)のように臭いもしないということで私は愛用しているのだ(前も述べたとおりカルシウムと中和すると難溶物ができるという欠点はあるが)。ということで、クエン酸をたくさん溶かした水溶液に投入すると、派手に泡だってみるみるうちに水が黒く変色した。酸の力は強いのだ。

と感心している場合ではない。もう2ヶ月近くも経つというのに茶苔が出続けている。通常茶苔といったら「立ち上げ時の水質が不安定な時期にでる」というのが定説だと思ったのだが、アンモニアにしても亜硝酸にしても一切検出しないこの水槽で茶苔が出続けているというのは異常ではないか。

良く考えてみると茶苔が主に発生しているのは、石とラージパールグラス。他にあった茶苔はオトシンクルス・ネグロ2匹とヤマトヌマエビ7匹(ヤマトヌマエビは脱走癖があって、ガラス蓋の隙間から飛び出したのがせんべいのように干からびた状態で発見されて数が徐々に減っている)が全部平らげてしまったのでわからない。しかしアマゾンソードがなぜかいじけて新芽を出さなくなっている。どう考えて異常だ。とふと思いついたのが石。これを投入する前はアマゾンソードも元気だったし、茶苔が集中しているのは石のまわりに植わっているラージパールグラスだ。しかも先に述べたとおり、石は酸と過激に反応している。もしかしてこの石が茶苔の原因なのではないか。茶苔(珪藻)は珪酸を取り込んで増えるが、この石には実は珪素がふんだんに含まれているのではないか。

私としては基本的に薬品の使用は避けたいので(単に消耗品にかかる費用を抑えたいというケチな理由という話もあるが)、苔除去薬などには頼りたくない。回避するには原因を除去するのが筋だろう。ということで、酸処理した後の石は残念ながら水槽にもどされることはなくなり、しばらく石なしで様子をみることにしたのだ。

いずれにしてもレイアウトを再度検討しなおす必要が生じる。とほほ。

October 18, 2007

瀕死のラージパールグラスをトリミングしてみる。

魚たちの様子は、数日前に比べると目に見えてよくなってきている。

オスのドワーフグラミーは、白点も見られず折れていたヒゲも伸びてきて元気になってきたようなので、隔離タンクから本水槽に戻した。メスの方は相変わらずあっちをうろうろこっちをうろうろしていたが、隔離していたオスを水槽に戻した途端、ひれをつついてオスを追いかけるようになった。折角元気になったオスがまた体調を崩さなければ良いが…。

8匹になってしまったカーディナルテトラも調子がでてきたようで、餌を食べるようになった。ドワーフボーシャは2匹とも流木の下に隠れ潜んでいるが、給餌するとびゅっと出てくる。エビは相変わらず機械的にいろんなところを摘んでいる(9匹は水槽内の最大勢力)。

餌は人口餌を2つまみ。これでも多いのかもしれないがドワーフグラミーが残らず食べてくれているのでしばらくはこの量で行ってみよう。むしろ水槽のガラス面がかなりきれいになってきて全体的にコケがなくなってきているのでオトシンネグロが餓死しないかが心配だ。別のプラケースで意図的にコケを発生させてやるか、昆布を投入することも検討せねばなるまい。

本日は死亡した固体はなく、(まだまだ予断は許さないが)とりあえず水槽の環境に慣れ始めたのかもしれない。見た範囲では魚も落ち着いてきてお互い我関せずといった感じでコミュニティタンクとして混泳は成功したようだ。魚の数は最初の導入として無理のない数に抑えた(つもりな)ので、もっと安定してきたらネオンテトラサイズの魚の数を増やしていきたいと思う。エビが多すぎる気もするが、予想以上に生き残ってしまったのでこのままいくしかない。

一方の水草。だんだんウィーローモスが伸びてきて、つんつんしてきた。茶色く変色してかれているところもあるが、上手く着生してきたということか。夜中にもかかわらず先週の出張中に具合が悪くなったラージパールグラスをトリミング。全体的にコケのせいで茶色くなってしまって、たくさんの葉が溶け始めており、全滅を覚悟していた。が、よく見ると新芽が出ている株もあるので、古くなった部分を思い切ってがしがし伐採してしばらく様子を見ようと思う。

ライトを通販で取り寄せた55Wのものに交換。今までは36Wだったので大幅に明るくなった。これで水草の生長に良い影響を期待したい。もう少し水草を増やして水槽内部を貧栄養にしたいところでもある。2mm程度の大きさのスネールがまた1匹ガラスを登っているのを発見したので取り出した。

相変わらずpH計は7.4と弱アルカリ性を示しているが、ちょっとこの数字がどれだけ信用できるのか疑わしくなってきた。というのも、ラージパールグラスなどはpHが低すぎると溶けるようだし、明らかに硝酸塩がたまっている筈のに、表示は一向に酸性を示していないからだ。

水換え12リットル。毎日深夜に水槽をいじっているため寝不足なのだ。

October 17, 2007

隔離治療の効果を見てみる。

メチレンブルーに一日つけて置かれたドワーフグラミーのその後。

帰宅してプラケースを覗いてみると、見事鰭に付着していた白点は見事に消えていた。ということは、イクチオフチリウスの成体が魚から離れ、この水は幼生だらけという可能性が高い(メチレンブルーが効いていれば死滅しているはずだが)。通常は12時間ぐらいで薬浴をやめて元の水に戻すようだが、イクチオフチリウスの成体が宿主から離れるのに1日ぐらいかかるらしいのでそれぐらいの余裕をみていたのだ。しかし、いずれにしてもメチレンブルー水溶液にいつまでもつけておくと魚にもよくないだろうということで、いったん魚をバケツに退避して本水槽の飼育水(5リットル)と完全に入れ替えた(飼育水投入前にプラケースを水道水で流した)。これで2,3日様子を見て白点病が再発しなければ本水槽に戻そうと思う。

IMG_8290s.JPG
メイン水槽の隣の隔離プラケースで治療中のドワーフグラミー。

一方、本水槽の中にいる魚には、鷹の爪が効果あったのか白点は認められない。メスのドワーフグラミーは相変わらず食欲旺盛で食えるものを探してあちこちをうろうろしている、オトシンネグロは相変わらず何かにぺったりくっついている(水槽のガラス面についていたコケが明らかに減っているのでこそぎ取ったのだろう)、ドワーフボーシャは餌をやったら流木の陰から出てきたので元気な様子。ガラスをスネールが這っているのを発見したのでピンセットでつまみ出して殻を壊した。先週も1匹見つけたばかりなので、どこかに卵があるのだろう(多分ラージパールグラスか南米モスに付着していたに違いない)。ドワーフボーシャやオトシンクルスが卵を発見して駆除してくれるのを期待しているのだが、うまくいくかどうか。と、カーディナルテトラの数を確認していたら、1匹が水草の間で転がっているのを発見した。昨日に続き2匹目である。水槽から出したテトラの死骸は本当にちっぽけで、裏腹に派手な色がなんともやりきれない。

October 16, 2007

魚を隔離治療してみる。

魚を導入してから2日。相変わらずオスのドワーフグラミーの動きが鈍いなぁ。と思って眺めていたら、白点らしきものが鰭に3つ。

これは魚を飼育するにあたって切っても切り離せない白点病で間違いないだろう。

大急ぎでプラケースからエビ共を取り出し、本水槽に戻した。このプラケースに水槽の水を5リットルばかり入れ、白点病治療薬のメチレンブルーを容器から直接数滴を投入。そして白点病が認められるドワーフグラミーを移動。独房から個室病棟に早代わりである。ケースの中にはエアレーションとヒーターのみ。まだ鰭にだけ付着しているようなので、無事全快することを祈ろう。問題は他の魚である。白点病の原因である イクチオフチリウスという繊毛虫(の幼虫あるいはシスト)が、すでに本水槽内に散らばっている可能性もあるが、メチレンブルーを水槽に直接投入すると水草やバクテリアへの悪影響が懸念されるので、こちらには鷹の爪をティーバッグに入れて投入。

ちなみに、メチレンブルーは、販売元が日本動物薬品株式会社、製造元が三栄製薬株式会社のを魚と同時に購入したおいたものだ。とりあえず店の中で成分が一番濃いものを選んだ(自分の薬も同じ様に調べて購入する癖がついているもので)のだが、あながちこの選択肢は間違いではないようだ。1回につきほんの数滴しか使用しないのでほぼ一生分といったところか。

白点病は水温変化が激しいとかかりやすいということらしいので、水質の問題というよりは、移動時の水温変化が激しかったのか(一応店からはクーラーボックスに入れて移動したのだが)、水温合わせに失敗したのか。それとも、(購入した魚は全部1週間以上店にいる個体のみを選んだのだが)グラミーだけは2日前に入荷したやつだけしか居なかったので、店に輸送途中で体力が弱っていたのが回復せずに我が家の水槽に導入されたと考えた方がよいのか。いずれにしても魚を導入して早2日で病気になってしまったのは飼い主の思慮不足に基づく何かが原因であろう。予想はしていたが、やはり生き物は思い通りに行かないことばかり。同じ間違いをしないように原因を考えなければなるまい。

と思ったら、腹を上にして水面近くをぴんぴん泳いでいるカーディナルテトラがいるのに気づいた。一匹だけ動きがおかしい。しばらく経つとラージパールグラスの中で動かなくなっていたので、ピンセットでつまみあげて取り出した。これは白点病と関係がなければ良いが。

今日はショックな出来事ばかり。明日以降も目が離せない。

October 14, 2007

とうとう魚を導入してみる。

ということで本日一気に導入したのは


  • カラシン:カーディナルテトラ(M) 10匹
  • グーラミィ:ドワーフ・グラミー(雄・雌一匹づつ)
  • ドジョウ:ドワーフ・ボーシャ2匹
  • ナマズ:オトシンネグロ2匹

基本的にグーラミィとカーディナルテトラ以外は水槽の掃除を目的として導入したタンクメイトである。最初に導入するにはちょっと多いかなと思ったが、魚なしで水槽をメンテして早1ヵ月半。とうとう我慢の限界が来てしまったようだ。

ヤマトヌマエビは折角手間をかけて流木に巻きつけた南米ウィローモスの新芽をおやつにつまみ食いしていたようなので、小さなオス1匹を除いて水作8と飼育水を放り込んだプラケース(別名:監獄)に隔離。結局、購入した翌日に1匹死亡した以外は、全匹2週間無事に過ごしてきていた。エビは水質に敏感なそうだが、ここまでの維持方法にはエビに関していえばあまり問題はなかったようだ。

ここで水槽の水を20リットル換水。昨日はコケ掃除と同時に15リットル換水したので、だいぶ硝酸塩濃度は下がっているはずだ。というかそう思いたい。

購入した魚はすべて同じ店で購入したのだが店員さんが同じタップから水を袋に入れていたのを確認していたので、個別に包装された魚を袋の水ごとを混ぜても問題ないと判断し、水温合わせで水槽に袋を浮かべた後に全部同じバケツに水ごとあけてヒーターを投入した(本水槽に入れたのとは別の緊急用サーモスタット内蔵ヒーター)。店の水は合計4リットル程度になったので、水槽の水を合計7リットルになるまで点滴で時間をかけながら水あわせ。
IMG_8246s.JPG
カーディナルテトラは上から見るとまるでメダカのようだ。

実はこの水槽、プロホースで掃除しつつ換水するとミズミミズがたくさん水中に出てくる。手塩にかけて作り上げた環境に目障りにくねくねとのたくるこいつらを、以前は気も狂わんばかりに嫌悪していたが、「バクテリアと同様に有機物の分解サイクルに貢献している」ことを知ってからあまり気にしなくなっていた。しかし、グラミーのメスの方が水槽内に放したとたん、面白いようにパクパクと食べてしまっている。

ミズミミズを探してうろうろしているメスのドワーフグラミー。

オスの方はアマゾンソードの影でひっそりと様子を伺っている。まだ水槽に慣れていない様子で大人しいが、グラミーは大喰らいで同種と喧嘩するらしいので、後が心配だ。

ドワーフボーシャは水槽の背面側を落ち着きなくうろうろうろうろ。カーディナルテトラの群れを横切って追いかけているようだ。思いのほか乱暴者で、他魚のひれかじりなどを見つけたら隔離しなければならないのかもしれないので心配だ。

今日は水槽に導入したばかりで消化不良を起こされても困るので、給餌は明日から開始しようと思う。しかしエビとは全然違う動きで(あたりまえ)、いつまで見ていても飽きないのだ。

October 12, 2007

空港で途方にくれてみる。

会合が予想より早く終わってしまい、時間をもてあますことになってしまったのだ。会議場から空港に直行する予定で、ホテルから荷物を持ってでてきているため、機動力が極端に低い。仕方がないので予定通り空港に直行してチェックイン。フライトの実に4時間前である。フランクフルトでのトランジットはたったの40分であるため、一本前の便に乗れればフランクフルトでビールが飲めるかもと思ってカウンターで訊いてみるも、「ないよ」とのつれない答え。確かに出発便をみてもどこにもフランクフルトの「フ」の字もない(というかカタカナの「フ」の字があるわけがないのだが)。

ジュネーブ空港の免税店は飽きるほど見ているし、お土産は国連の売店で購入したので買い物もなにおもなく、やることは何もない。こうして無駄にblogをリアルタイムで更新するぐらいしかないのだ。ノートPCのbluetoothは上手く動作していないので携帯で撮影した写真も載せることができない(といっても大した写真でもないので載せないほうが世のため人のため)。

あー暇だ。誰か助けてください。

October 8, 2007

またまたジュネーブに来てみる。

またまたやってきましたジュネーブ。1月から実に4回目だが、もう来年(の一月)まで来なくともよい。今回は日曜の夜着、金曜の夜発という平日5日のみの予定なので気分は少し楽だ。

相変わらず長い、成田⇒フランクフルトのフライト。そしていつも短く感じるフランクフルト⇒ジュネーブのフライト。珍しく天気が良く、ジュネーブ上空からは窓から夕焼けにピンク色に染まった美しいモンブランを見ることができた。デジタルカメラを持ってこなかったことを激しく後悔。こんな状態のモンブランはおそらくもう二度と見る機会はないだろう(天候、日の入の時間と、ちょうどそのときジュネーブ上空にいること、など同じ条件を再現するのは難しい)と思い、必死に記憶に刻み込んだのだ。

ということで本日の景色は私の頭の中のみで、写真はございません。

October 2, 2007

ウィローモスの着生に挑戦してみる。

ここのところ帰宅は午後11時で、それから夜ご飯を食べ、ようやく水槽をいじれる状態になるので夜中に家族に隠れるようにしてこそこそと作業せざるを得ない。

御主人様(仮名)によると、2匹のヤマトヌマエビが脱皮していたのを愚息が発見したそうだ。私が帰宅したころにはほぼ跡形もなく殻は食われた後だったが。一般的にエビは環境がガラリと変わってしまったときに、脱皮をして環境に適応しようとするらしい。逆に脱皮をしなかった固体はどうなんだろう。適応できなくて死亡するのか、それとも脱皮をせずとも順応できたのか。謎は深まるばかり。

しかしいいかげんほったらかしにしている南米ウィローモスを何とかしなければならない。ということでカップからモスを取り出し細かくちぎって流木の上に乗せ、御主人様(仮名)の裁縫箱から拝借した綿100%の紐でぐるぐる巻き。うまく流木に活着してくれることを祈るしかない。しかしこのモスはちぎるとなんだか香ばしい匂いがする。

と流木を水槽に戻した途端にヤマトヌマエビが集まってきて、早速なにやら摘み始めた。
IMG_7971s.JPG
水槽に導入してからろくすっぽ餌をやっていないため、腹が空いているようなのだが、コリドラス用のタブレットなどをやった所為で苔掃除をしなくなったら本末転倒だ。かと言って折角貼り付けたモスを丸坊主にされても困るし、今後どうするかは悩みどころだ。

October 1, 2007

フィッシュレスサイクリングをまとめてみる。

硝化サイクル完成までのプロセスをまとめてみるのだ。

水槽:60x30x36規格
フィルター:外部(エーハイム2213)
エアレーション:常時
底床:クエン酸処理した大磯砂12kg
パイロットプラント:アマゾンソード3株(ポットから外し洗浄・トリミング)
アンモニア(NH3)源:10%アンモニア水
試薬:RedSea Ammonia / Nitirite /Nitrate Marine & fishwater TestLab
pH計:秋月キット自作(精度は±0.15程度)

日数 水温
[℃]
pH NH3
[ppm]
NO2
[ppm]
NO3
[ppm]
NH3添加
[10%*滴]
備考
0 9/4 28 7.43 - - - 17 窒素化合物濃度測定せず。
1 9/5 28 8.16 - - - 20 水がぼやっと白濁。窒素化合物濃度測定せず。
2 9/6 28 7.81 0.25 0.05 0.0 20 白濁が取れた。
3 9/7 28 8.00 0.25 0.05~0.10 - 30 NH3濃度を目標まであげるため滴下量増やす。
4 9/8 28 8.03 1.0 0.05~0.10 0.0 20
5 9/9 29 8.09 1.0 0.1 2.5 20
6 9/10 27 8.12 1.0 0.1 0.0 20
7 9/11 27 7.96 1.0~2.5 0.1~0.2 - 20
8 9/12 25 8.03 2.5 0.2 5.0 10
9 9/13 26 7.96 2.5 0.2~0.5 5.0~10.0 10 茶苔(珪藻)発生。
10 9/14 28 7.71 0.5 > 1 - 10 アンモニア濃度が下降。同時にpHもゆるやかに下降開始。
11 9/15 28 7.76 0 > 1 20 15
12 9/16 28 7.68 0 > 1 - 20 15リットル換水し、5リットル追加。
13 9/17 30 7.63 0 0.5~> 1 - 30
14 9/18 27 7.55 0 > 1 - 15
15 9/19 28 7.39 - > 1 - 15
16 9/20 29 7.35 - > 1 - 15
17 9/21 28 7.28 - 0.5~> 1 - 10
18 9/22 29 7.22 0 > 1 - 10 15リットル換水。
19 9/23 28 7.48 0 > 1 - 10 青龍石2個投入。ミズミミズ発見。
20 9/24 27 7.48 0 > 1 - 10
21 9/25 27 7.57 - > 1 - 10
22 9/26 27 7.56 - > 1 - 10
23 9/27 28 7.53 0 0.2 >50 10 亜硝酸が一気に下降。
24 9/28 28 7.54 0 0.05 50 10 亜硝酸がほぼ消える。硝化サイクルはほぼ完成と判断。
25 9/29 27 7.54 0 0.05 50 0 水換え10リットル。ヤマトヌマエビ10匹導入。エアレーション停止。
26 9/30 27 7.13 0 0.05 50 0 ヤマトヌマエビ1匹死亡。おそらく水合わせに失敗。

本水槽も例に漏れず、アンモニア水溶水だけで硝化サイクルは完成した。フィッシュレスであるため(アンモニア・亜硝酸濃度が上がり過ぎないように)こまめに換水する必要もない。唯一の問題点は空の水槽をずっと眺めていなければならないことぐらい。

今回は水槽の状況を知るために亜硝酸の他にアンモニアや硝酸塩濃度も測定したが、フィッシュレスサイクリングで水槽が立ち上がったかどうかを判定するには亜硝酸のみを測定すればよい。特に、硝酸塩濃度については、亜硝酸濃度が高い場合に測定値の補正をする必要があるので、いろいろと面倒。

RedSeaの亜硝酸検査薬では「8mlの水槽水、10滴の試薬A(8-アミノ-2-ナフタレンスルホン酸)、6滴の試薬B(酢酸)」を混ぜ合わせるように指示してある。が、試薬がもったいないので、すべて半分の量、つまり「4mlの水槽水、5滴の試薬A(8-アミノ-2-ナフタレンスルホン酸)、3滴の試薬B(酢酸)」で行っても問題はない(もっとも試薬が切れる前に硝化サイクルは完成するだろう)。

武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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