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November 29, 2007

エキノドルス・ハムリックを手に入れてみる。

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通信販売で入手した水草。「エキノドルス・ハムリック(あるいはヒュムルス)」という名前で流通しているが、正確にはラナリスマ・ロストラータ(Ranalisma rostrata)という品種らしい。今現在はあまりメジャーではないようで、私が良く行く店では見かけることがないのだが、前景に最適ということで購入してみたのだ。

何事も王道を行くポリシーで進めてきた私にしては、初の少々珍しい水草。ということでペットボトルを船のように加工したものに、メネデールを100倍に希釈した水でトリートメント。船のように加工したのには訳がある。小さな水草がわずか8株なので、トリートメントタンクでヒータを入れるまでもなく、この船を本水槽に浮かべておけば温度あわせもできるし光も十分あてることができるというメリットがある。

とりあえず植えるのは週末にしようと思うのだ。

November 25, 2007

益子に遠出をしてみる。


真岡鉄道の蒸気機関車。

義母が地元で開かれたクラス会に参加するということで、御主人様(仮名)の祖母(母方)の墓参りも兼ねて家族で益子まで遠出したのだ。義母の実家は真岡線のすぐ裏なので、時間を見計らって蒸気機関車が通るのを待っていたのだ。駅の中間辺りで直線だったためか、あっという間に目の前を通り過ぎた。ご覧のとおり我々と線路の間にはフェンスも何もなかった。さすがに機関車が目の前を通るときの普通の電車とは比べ物にならないぐらい迫力があり、慣性の大きな「鉄の機械」が全速力で動作しているといった感じで楽しかった。

ダイヤルがマニュアルモードになっていたのに気づかず、撮れた写真はどアンダー。残念。

November 21, 2007

ブラックモーリーをまたもや失ってみる。

昨日からブラックモーリー(2代目)が行方不明なのだ。水槽からの飛び出しも考えられ、周りをくまなく探したが黒い煮干は見つからない。流木も全部持ち上げたがその下には居なかった。もう見つかったとしても生存は絶望的だろうとおもったら、ヒーターと水槽のガラス面に器用に挟まって死亡しているのを発見した。ヒーターに挟まっていたためか、煮魚のように目が白くなっていた。前代もそうだったが、なぜこうもいろんなところに挟まってしまうのか。なかなか愛嬌のある可愛い魚だったが、しばらくの間はブラックモーリーの飼育は諦めようと思う。
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水槽前面の苔をついばむ在りし日のブラックモーリー(2代目)

代わりというわけではないが、近所の金魚屋で、石巻貝を2匹とヤマトヌマエビを2匹購入して、通常の水合わせの後に投入。水槽立ち上げ当時から脱走もせずに生き延びているヤマトヌマエビは、最近とんとやる気が見られず流木の影から出てこなくなってきてしまったし(ライトが消えたら活動しているのかもしれないが)、魚数が多くなったので掃除屋として3匹だけではちょっと心もとないので増やすことにした。石巻貝などの類は以前は水槽のガラス面に貝がべったりとついている姿は見栄えが悪くなるだけかと考えていたため敬遠していたのだが、いざ導入してみると意外にもマッチしていよいよ水槽らしくみえるのが実に不思議だ。

November 18, 2007

魚をさらに追加してみる。

先日購入したカーディナルテトラは無事水合わせに成功したようで、全匹とも動きが俊敏で色も良く、これ以上ないほど元気な様子だ。給餌すると、餌が沈み始める前に争うようにして(水面でパシャっと音を立てるほど)あっという間に食べきってしまう。ドワーフグラミーがのそのそ食べている横から奪い取ってしまう有様だ。ブラックモーリーはフィルタスポンジの挟まり事故で死亡してしまったので、代わりがほしいところだ。

ということで、トロピランド小平店で入荷して5日目のブラックモーリー1匹と入荷して11日目のオトシンクルスを3匹を購入したのだ。オトシンクルスは2cmにも満たない小さいサイズ。バリスネリアの先端に黒髭苔が発生してきているので、ベックフォルディペンシルでも購入しようと考えていたのだが、店に入荷したばかりでトリートメント中なので購入を断念。

クーラーボックスに袋ごと入れて帰宅した後に水槽に早速導入準備。この店では水槽毎に水を管理しているそうなので、別々に水あわせをすることにしたのだ。まずはブラックモーリーをオートヒーターを入れたプラケースに水ごと放り込み、点滴のようにして水槽の水をたらしていく。店の水が全体の25%になった時点で、水合わせの水をなるべく水槽に入れないようにブラックモーリーだけを掬ってぼちゃん。プラケースの水を捨てた後は同様にオトシンクルスを導入。オトシンクルスはすばしこいので掬うのに手間がかかった。100円ショップで購入したサラダ用の小さい笊が非常に便利だ。

観察していると、オトシンクルスはオトシンネグロに比べると飽きっぽいようで、水槽の中をちょこまかちょこまか泳ぎ回っている。ブラックモーリーは水面近くの油膜(に見えるバクテリア死骸だそうだが)を食べきった後は、キスゴムについたバクテリアのカスをついばんでいる。こいつも食欲・好奇心共に旺盛だ。

November 13, 2007

ブラックモーリーを失ってみる。

勤務中に、御主人様(仮名)からメールで、「ブラックモーリーがフィルタの給水パイプにかぶせたスポンジと水槽のガラス面に挟まっていた。救出したが泳ぎが変だ」との連絡が入った。こうなったらどうしようもない。帰宅後に早速水槽の中を探してみると、目に見えるところを泳いでいない。さらに良く見てみると流木の下で死亡しているのを発見した。残念だ。

何でそんなところに入り込んだのか。好奇心旺盛なブラックモーリーのことだろうから、単に「向こう側には何があるんだろう」と思って進入したのだが、挟まってにっちもさっちも行かなくなったのだろう。ストレーナーにかぶせたスポンジを小さめのものにして、スペースを確保するぐらいしか対策は打てない。こんなことで簡単に魚を失ってしまうのだから、今後も注意深く飼育しなければなるまい。

November 11, 2007

魚と水草を増やしてみる。

最初に10匹導入したカーディナルテトラは、先に述べたとおり導入後3日で3匹が死滅、さらに白点病で2匹以外死滅させてしまった。白点病にかかった小さめの固体は餌をほとんどとらなかったので体力不足で病虫に勝てなかったのだろう。今思えば体力をつけるためにはイトメなどの栄養のつく生餌を与えなければならなかったのだろうが、そのときは考えが及ばず人工餌しかやらなかったことを反省しなければなるまい。

というわけでかなり寂しいことになってしまった水槽に活気を取り戻すべく、カーディナルテトラを何匹か追加するため東大和にある東熱帯魚を初めて訪れてみた。この店はマニアの間では相当な有名店のようだが、私のような俄かアクアリストには敷居が高い。しかし店にいる魚はすべて元気に輝いているように見え、そんじょそこらの熱帯魚屋とは違うということが一目瞭然。大切に長く飼うつもりであれば(ってそうでない人なんていないだろうが)、ちょっと高かったとしてもこういう店で買うのがよいのだろう(とはいえ、都心の熱帯魚店よりは安いと思う)。ここでカーディナルテトラ(Lサイズ)を5匹購入。

もう少し西に足を伸ばしてPD熱帯魚センターで水草を購入。ミクロソリウム2株、バリスネリア1ポット、ハイグロフィラ・ポリスペルマ1ポットと、すべて定番かつ丈夫なものを購入。我が家の水槽は(酸処理済みとはいえ)大磯砂である上に、アルカリ性の水で水換えをしているため、どうやっても南米の水草育成に適切とされる酸性の水にはならない。ということで、選べる水草にはかなり制限がある。併せてブラックモーリーのオスを1匹購入。

まずはカーディナルテトラはほどほどの水合わせの後に投入。ブラックモーリーは普通に時間をかけて投入。ミクロソリウムは流木に園芸用のタイラック・ビニタイで縛り付けた。シダ類は着生するまで時間がかかるそうなので気長に待ちたい。

November 2, 2007

白点病治療に追われてみる。

大失敗なのだ。

我が家の水槽の設定温度は26度なのだが、週末にサーモスタットの温度を1度下げてみたところ、たくさんの魚が白点病にかかってしまった。温度管理がどれだけ重要かを思い知らされた。ドワーフボーシャ2匹、ドワーフグラミーのオス、1匹を除くカーディナルテトラ全匹。すべて小さな白点にまみれている。これも自分が原因なのだからやりきれない。

早速プラケースに白点の認められる魚を隔離して治療したため幸い他の魚は体調を取り戻し白点も鰭から落ちて再発する気配もないため5日後には無事本水槽に戻すことができた。しかし、それだけの数の魚を小さな10リットルに満たないところに押し込めたものだから、小さめのカーディナルテトラは水質変化に対応しきれなかったのかほぼ2日に1匹の割合で死亡していってしまった。白点が完全に直った大きめの(といってもMサイズだが)カーディナルテトラ以外はだけは隔離病棟から戻ることができず、メチレンブルーで青くなった飼育水の中で過ごしている。お腹がぺったんこなので見るからに空腹だろうが、プラケースの水質が悪化してしまうので給餌するのも気が引ける。当初10匹居たカーディナルテトラは結局初期導入時に3匹が死亡、それから今回の白点病大流行で4匹が死亡。丈夫といわれるカーディナルテトラをつぎつぎ殺してしまう自分に嫌悪するばかりである(ただしすべて色が抜けているのでいわゆる「ネオン病」である可能性も否めない)。

ちなみに、ヤマトヌマエビは水換えをするたびに脱走を繰り返して家の各所で干からびた姿が発見され、今では3匹が残るだけ。脱走経路を絶つためにガラス蓋の隙間を塞ぐ工夫をしなければなるまい。オトシンネグロは苔が減ってきて食べるものがなくなったのか、お腹がぺったんこになってきたので茹でた昆布を投入した。ぺったりと張り付いて食事をしている姿が無事確認できて餓死する危険はなくなったのだが、心なしかちょっと太ってきておたまじゃくしの姿に似てきたような気が…。

武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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