氷河を眺めてみる.
ジュネーブ空港でレンタカーをしてスイスアルプスをドライブしたのだ.
今回の目的は欧州内でも有数の規模を誇るアレッチ氷河(Le glacier d'Aletsch)を見にいくこと.U字に削られた谷の断崖絶壁が結構好みなのだが,今回はそれを作った氷河そのものが見たい.ちなみに麓にあるスキー場のロープウェイを利用すれば,簡単に見にいくことができる.ちなみに,このエリアは2001年にユネスコ世界遺産として登録されたようだ.
今回は遠回りになってしまうがジュネーブからレマン湖の北側を走って,Aigle⇒Spiez⇒Interlakenを経由して峠を越え,ローヌ川沿いに走ってからFieschからロープウェイで登るというルート.借りた車はフォードフィエスタで,小さめの車体だがマニュアルトランスミッションでびゅんびゅん走るため楽しい.昼食はInterlakenで何故かインドカレーを食べた(もうスイス料理は飽きた).
Aletsch氷河到着は午後4時ごろになってしまった.そうなると心配なのが時間だ.最終の戻りのロープウェイの時間は5時ということなので,本当にぎりぎりである(もし乗り遅れたら下山は絶望的).ロープウェイはダウンヒルマウンテンバイカーと相乗りだった.これを降りたあとはEggishornまでガレた尾根沿いの道を歩いていけば,以下のような絶景が見られる(思わず大きな画像を載せてしまいました).
このときほど広角レンズを持ってこなかったことを後悔したことはない.「男は黙って単焦点」などと意味不明に強がってみても悔しいものは悔しい.またトレッキングをしに再訪したいと心に誓いつつ後にした.
この日の総距離520km.充実した休日だった.明日からまたがんばるのだ.