リマスター盤を購入してみる。
2009年9月9日の話題といえば999続きではなく、ビートルズのリマスター盤の発売なのだ。
ということで商用主義にのっとり、Please Please MeとHelp!の2枚ほどを購入してみた。2000年に発売された"The Beatles: 1"もリマスター音源で話題になったが、こちらはほぼすべての音源(特に古いもの)がリマスターということでそれなりの価値はあるだろうとの目論見。
「おっ、良いな」と思いきや、確かに異なっているが聴き慣れた音は分かりやすい方向(いわゆる現代のリマスターだ)へ変化を遂げ、よくよく聴いてみると果たして「良い」音源かどうかは疑問が残る。ヒスノイズやこもった録音の向こう側から聞こえてくるビートルズの音楽はあまり不変的なものだったということか。久しぶりに少々がっかりした買い物であった。
悪いが他のタイトルはレンタルで済ませるか。