ラリーを観戦してみる。
週末を挟む長期の会合の場合、1日は必ず気分転換のために遠出することにしているのだ。
今回は会合の総合議長のNさんのお誘いでヴァレーラリー(Rallye Valais)を観戦することにした。1週間ずっと飲み続けたタミフルのおかげか熱があがることもなく息子からの感染はなんとか乗り切ったようだ。ということでジュネーブから150kmぐらい離れたアルプス山中のラリーを観戦に行ったのだ。
最初はMartignyのパルクフェルメに寄り、雰囲気を味わった後(リタイヤした車以外はすべて出払っていた)に、Sion市内のスーパーSSを観戦。そして、最後はアルプスの中腹にあるLoyeという小さな町でSS15を観た。幸運なことにSSのすぐそばに車が停められたので長距離を歩く必要もなかった。
一応このヴァレーラリーはヨーロッパ選手権に組み入れられている国際ラリーイベントのようだが、ダウンサイジングのおかげか車の数も、観衆の数も、車の大きさもすべてにおいて小さい。車もシトロエンのC2やClioが多く、日本が誇るインプレッサやランサーは少ない(前日までにリタイヤしたという話もあるが)。とはいえ、細い道を爆音を鳴り響かせタイヤを鳴らしながら走る姿は迫力がある。手を伸ばせば届くような至近距離を走っていくのを観るのは実に興奮する。