バンクーバーから帰国してみる.
いくら居心地が良いといっても,やはり1週間もいれば飽きてくるのだ.
ようやく帰国できる状況になったのだ.往路と同じように復路もEさんと一緒である.空港までは我侭を言って,昔住んでいた家を見にちょっと寄り道をさせて頂いた.日本であれば35年前の家がまだそのまま建っているというのはほとんどありえない状況だが,海外では当たり前なのである.日本に帰国したのが5歳前であるから,ほとんど記憶はないのだが,写真で刷り込まれたりした風景であるためか,どこかしら懐かしい気がする.とは言え,昔の家は非常に小さく見え,近所も木が鬱蒼と生い茂っていて自分の中のイメージと乖離があることは否めない.家が小さく見えるのは自分が成人したからだろうし,木が鬱蒼としているのは35年前と比較しているのだから当然といえば当然なのかもしれない.
もうこの地に足を踏み入れる機会もそうそうないだろうから,心に刻み込んでおくべく,写真を撮った.
帰りもJALだったが、バンクーバーにも専用ラウンジがあったのにはびっくり。悠長だと思いつつも、こうでもしないとお得意様はつなぎ止められないのか。