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October 3, 2009

Windows 7をインストールしてみる。

我が家のPCは、導入後早6年目に突入したASUS社のP4P800ベースのPentium 4 3.0GHz環境である。グラフィックカードは2年ほど前に故障したGeForce Quadroの替わりに購入したnVidia GeForce7600GTのAGPだ。PCI-Express全盛の今や、完全に時代遅れではあるが意外に侮れないパフォーマンスを見せる。マザーボードの周りのコンデンサーもてっぺんがちょっと盛り上がっている気もするが、このマシンまだまだ現役でいけると信じて使い続けている。ところが、Seagateのハードディスクが不調(転送速度があがらない)なのだ。このハードディスクは致命的なバグを含んだまま出荷され、Seagate社の評判を地に落とした機種なのだが、ファームウェアを書き換えたにも拘らずどうも最近調子が悪いので、代替としてキープしておいたHGSTのハードディスクに新規にOSをインストールしてみることに、そしてどうせなら新しいOSにしておいたほうがよかろうということでWindows7を選択してみた。

といっても発売はまだ先である。実はRCリリースと同時にインストーラのISOイメージをダウンロードしておいたのだ。さすがに規模が大きくなったのかDVDに焼く羽目になった。で、インストールをしたのだがどうしてもうまくいかずに途中でファイルが読めないとなって止まる。ちょっと調べると同じエラーを出している人が多数いて、DVDの記録が不良だと起きるようだ。気を改めて再度焼いてインストール。

サウンドカード(CreativeのSoundBlaster Live!)とフラットベッドスキャナ(CanonのFB636U)がドライバがサポート外で使用できないこと以外は問題なく動作するかに見えた。本当は古いデバイスもサポートし続けて欲しいものだが、メーカーとしてはドライバのサポート打ち切りでもしない限り、私のようにしぶとく使い続けるユーザーの買い替え需要は掘り起こせないのだろう。エクスペリエンス値もCPUが足を引っ張って4.1だったが、無事エアロも使用できた。なかなか具合は良い。

ところが致命的な問題を発見。我が家ではPCは必ず休止状態で電源を切るのだが、powercfg -hibernate onを使ってもどうもうまくいかない。そもそもサスペンドもうまくいかず、すぐに復帰してきてしまう(その上キーボードもロックされてしまう)。色々と調べたところWindows Vista以降、ACPI 2.0b対応のマザーボードでないとそれらの機能が使用できないことが発覚。嗚呼このマザーボードもついに引導を渡されたかと覚悟を決めたが、BIOSをよく見るとACPI 2.0 Supportという項目があり、[yes]に変更して立ち上げたところ、無事すべてうまくいくようになった。

ここまで安定して長く使っているPC(というかマザーボード)は正直初めてである。ここまで来ると壊れる最後まで見届けてやりたくなってきたのだ。

February 18, 2001

ぎりぎりで購入してみる。

成田空港で冷汗を流していたのだ。

というのも、結局、新たにノートパソコンを購入すると決心したのだ。ブツは、IBM製の ThinkPad i1124(2609-93J) である。このパソコン、何が良いかと言うと、まず電池の持ちが異様によい。

すこし背景を説明すると、パソコンのCPU市場をIntel社が独占している現状を打開すべく、 Transmeta社が開発したのがCrusoeというチップである。特徴は、速いのにすごく消費電力が少ないと言うこと。これに、「おっと、これではイカン」とIntel社が対抗して発売したのが、超低電力型の PentiumIII である。このCPUを始めて搭載したのが、このThinkPadということなのである。

というか、そんな能書きはどうでもいいのだ。一度決心したからには手に入れなければならない。時間制限は、 16:45の全日空サンフランシスコ行きのNH007便が出発するまでである。 御主人様(仮名)の運転する車に乗り、一路吉祥寺のTWO-TOPに。そこで本体を購入。だが、残念ながらCD-ROMドライブがないので、そのまま荻窪のLAOXに在庫があることを電話で確認し、そこまでさらに移動。車の中でPCとCD-ROMドライブを鞄に放り込み電車に乗る。そして、成田までの道のりの間に、Windows2000をインストールし、さらにOfficeをインストール。

冷や汗をかくわけだ。

February 17, 2001

悩んでみる。

コタツで脂汗を流していたのだ。

翌日からのカリフォルニア出張に向けての準備をしていた私は、パソコンの蓋を開けて、愕然としていたのだ。前から時間を見つけてはこつこつと環境を育ててきたパソコンの液晶画面に、なんと。

4本のひび割れである。

さらに、そのひび割れから漏れ出たようなどす黒い浸みが2個。その浸み上の画素は点灯していない。最悪である。明後日から出席する予定の会合では、その場でWord文書やらPowerpoint文書の資料が、フロッピーディスクに入って回覧される。パソコンがないということは、ぼーっと話を聞く他にないのだ。

と言うことは、つまり。「なんだ、じゃあ仕事しなくて良いのか」などとヨコシマな結論に至ったのだ。って、そんなことで許される訳がない。

どうしよう。