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July 25, 2009

ガンダムをみる。

すごいすごいすごいすごいのだ。

今年も「ウクレレ合宿」と称したバーベキュー大会でお台場潮風公園に来ている。潮風公園といったらガンダムである。モロにガンダムストライクな世代としては1/1スケールのガンダムを見ないわけには行かない。定期的に霧を噴射し、頭がいろいろな方向を向くというパフォーマンスもあり、周りは出店だらけで一端の観光名所となっている。普段はこの手のイベントは冷めた目で見ていることの多い私であるが、愚息(仮名)と一緒に限定のガンプラ(会場限定HG RX-78-2ガンダム)も購入し(ひとつずつ)大満足。
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しかし、このガンダムを見て思い出したものがある。昨年スウェーデンから来日したK教授と一緒に見に行った鎌倉の大仏である。大きい像を四方八方から眺め、その大きさに驚嘆し、写真を撮る。やっている行為はまったく同じである。鎌倉の大仏の建立の由来は不明だそうだが、奈良の大仏は社会不安を取り除くことを祈って建てられたという。今回のガンダムも「東京都が緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくり目指す」ということで、口実をつけて大きな像を立てるという意味では似たようなものだ。しかしこのスケール感、一見の価値ありだ。

汗まみれのバーベキュー大会の後は大江戸温泉夢物語で汗を流すと同時に足マッサージでリラックス。極楽極楽。

July 3, 2009

モンパルナスの街中でネット接続してみる。

ホテルに篭って仕事をしていても、昼過ぎには部屋の清掃にやってくるため部屋を空けておいたほうがよいのだ。ということで昼前から宿を取っているMontparnasseの周りをぶらぶらしてみることにした。ここ数日は本当に暑かったが、今日はそこそこの気温で過ごしやすい(でも暑いが)。

結局はモンパルナス(Montparnasse)のスターバックス(Starbucks)に入って仕事をしているのだが、このチェーンはメニューがどこに言っても同じであること、そして必ずWiFiがあるということで愛用している。注文ついでに、WiFiは?と店員に訊くと「うちのWiFiうまく繋がらないんだけど、となりのカフェのアクセスポイントなら大丈夫。IDとパスワードは…」などと言って教えてもらえた。言われたとおりにすると問題なくつながって快適そのものなのだが…天下のスタバがそれで良いのか?

その後はエッフェル塔までモンパルナスからぶらぶらと川に向けて坂を下った。昼になるとやはり暑いが、日陰を選んで歩けば問題ない。近づいてみるとエッフェル塔の下にはものすごい数の人達であふれ、皆エレベーターを待っている様子。登るのは諦めた。

西柱から見上げたエッフェル塔ですが、クリックすると大きな画像が見られます。
DMC-LX3は明るいレンズを採用しているのが身上であるが、絞ると等倍でも鑑賞に堪えられるはっきりとした画像になる。広角側が24mmと広いので、広角フェチとしてはかなり満足である。

May 22, 2009

着てみる。

娘は現在トイレトレーニング中なのだ。タイムリミットは、来年の幼稚園入園だ。しかし、ちょっと気を許すと家中替えのパンツやらオムツやらが散乱する毎日である。帰宅したら御主人様(仮名)が本日の娘の状況を写真に撮ってくれていて、それを見せてくれた。

ん?

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あれ?

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あれれ?

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あれれれ?

将来、彼女の創造性を余すことなく生かせる職業を絶賛募集中。

※ただし、「変態仮面」は除く。

April 23, 2009

酔っ払って露出してみる。

といっても私ではなく、皆さんご存知のとおりSMAPの草なぎ君のことですが。「がまんしましょう。」初めての芸能ネタかもしれません。

お酒で失敗するなんて誰にでもあること(私からもこの場をお借りして皆様に謝らせて下さい)で、この人の場合はたまたま公園で裸になって奇声を上げてしまったということだ。周り・ネットの反応を見る限り賛否両論あるようだが(逮捕されてしまったわけだから建前として世間は許さないのかもしれないが)、実際のところ世の中の反応は意外と好意的なものなのではないかと思う。それを糞真面目にトップニュースとして報道するメディアを眺めているほうが面白い。

おぢさん視点からからすれば、得てして薄っぺらく見えてしまうジャニーズ事務所所属のタレントが多い中、草なぎ君はこの事件をもって誰よりも将来が期待される真のタレントとなったと思うのだ。SMAPの他のメンバーはむしろ「出し抜かれた。やられた!」と思っているに違いない。

というより、皆の前で素っ裸になれたという点がなんだか羨ましくもあったりして。

December 7, 2008

積み木で遊んでみる。

最近愚息(仮名)も遊ばなくなった積み木を出してみた。
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積み木の精度が良いとこんな芸当もできる。どうやって積んだかはヒミツなのだ。

October 28, 2008

裏返しに着衣してみる。

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今朝の愚息(実名)。幼稚園のブラウスがものの見事に裏返しなのだが、ご丁寧にもボタンが下から上まで全部留めてある。どうやったらこんなに器用に着衣できるのか逆に興味がわくほどだ。思わずカメラを取り出して撮ってしまったのだが、本人はこんな証拠を取られてしまってかなりのご立腹状態なのだ。大きくなってこのblogを見て、ぜひまた腹を立ててもらいたい。

October 24, 2008

奇抜な格好で寝てみる。

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夕食前にばたばたと騒いでいた娘。「ん、静かになったな」と思ってみてみると、この有様だ。なんでこんな状態で睡眠がとれるのか、子供とは実に不思議な生き物だ。

October 11, 2008

運動会に参加してみる。

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もう年長である愚息(仮名)にとって、幼稚園での運動会も今年で最後。「他人の子供の育つのは早いものだと」よく言うものだが、なかなかどうして自分の子供の成長も早いものだ。初めての徒競走でよちよちと走っていたのがほんの昨日のように思い出される。

August 7, 2008

初めて作詞に挑戦してみる。

帰宅して御主人様(仮名)が、私に見せてくれた大学ノートに書いてあった愚息(仮名)の初めて作詞した歌。

おかあさんが しんでも じぶんで やっていこう。
ふるさとから でていっても かえって こよう。
なつかしい ふるさとへ かえって、 こどもを うもう。

ふるさとから でていっても みんながいれば だいじょうぶ。
ふるさとから でていくまえに おかあさんに さようならを いおう。

のっけから母親を殺してしまうところが実にシュール。終わりも母親との死別を暗示している。親としてはなんとも複雑な気分である。しかし一度も東京から出たことのない愚息(仮名)が、「ふるさと」をどのように捉えているのか、興味深い。

何年後になるかは知らないが、彼は父親がこんなblogを残していたことを知って、恥ずかしい思いをすることを祈ってblogエントリを保存することとするのだ。

February 26, 2007

自転車ですれ違ってみる。

寒が戻ったここ数日。いくら寒くとも晴れていれば通勤は自転車である。5年前(スウェーデン滞在時)に購入したマウンテンバイクで多摩を疾走するのだ。先日、フリーハブがうまく回らなくなったのを期に駆動系の掃除をして注油もしたし、スリックタイヤも履かせて絶好調である。しかし、この自転車もそろそろ購入して5年だ。コンポはSHIMANOのACERAとALIVIO中心であるから、不調になった部品を一段高級なラインアップに置き代える(たとえばDEOREに)という自己満足な楽しみもある。むひひ。って、たかが通勤チャリにそんなに投資をしてもしかたがないのだが、こんなことにしか楽しみを見出せない今日この頃。

と、本日も寒い中、体を温めるために一生懸命もがきながら走っていたときのこと。向こう側からやってくるのは、ジャージに身を包んで自転車を漕いでいるちょっと太目のヤンキー。問題はひえぴたシートをおでこに貼ったこと。つーかこんな真夜中近くの寒い時刻にひえぴたシートを貼って何処に行くのか君は。しかもこの類のものはおでこに貼ってもあまり効果は望めないのだ。

May 8, 2006

出張に出てみる。

昨日の失態はどこへやら、いくら二日酔いでもゴールデンウィーク明けの今日は、這ってでも出社せねばならぬ。しかも、今日は夕方から初台に出張なのだ。

って、初台はKO線を使わないと行けない。がーん。

May 7, 2006

へべれけで電車に乗ってみる。

本日は一年も前から予定していた演奏会の本番も終わり、出産やら子供の面倒やらでぜんぜん落ち着かないゴールデンウィークも終了。演奏会の打ち上げでは酒が進んでしまったのだ。ま、飲みすぎてしまうのはいつものことなのだが…。

もうへべれけもいい加減にしろという状態で、電車に乗って自宅に向かう。たまたま向かう方向が一緒だったのはプロの演奏家として立派に活動しているE君。彼もへべれけである。と、話を続けていたら、E君は何故だか涙ぐんでいる。「いやぁ、ボクはhiwaちゃんの演奏好きだよ。」とか何とか言いながら泣いている。おいおい、ちょっと待て。あなたはひょっとして泣き上戸だったっけ? とか思いながら、なおも観察すると「hiwaちゃんと本当はずっと一緒にヤリたかったよ」と言っている。とんでもないことになってしまった。これはマズい。傍から見たら、ただのゲイ仲間である。

それに更にマズいことに、自分ももらい涙。いろいろあって今はまったく別の道を歩んでいるE君と私だが、10年以上前の若かりし頃は同じ志を抱いた音楽家として一緒に演奏していた仲間だ。そういうこともあって、彼の涙の意味が分かると感極まって酔いも手伝って私も目からぽろぽろと涙が。こともあろうか、別れ際にはがっしと抱き合ってしまった。

周りの人たちが目を合わさないような気がするが、決して気のせいではないだろう。「やむをえず別れたゲイのおふたり」としか映らなかったとしても仕方がない。しばらくKO線に乗るのはやめにするのだ。

February 27, 2006

ふんばってみる。

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ちょっと(というかかなり)忙しいので、愚息(仮名)の踏ん張り画像でお茶を濁してみるのだ。平日も休日も同じような作業の連続なのはさすがにこたえます。

January 1, 2006

年賀状について書いてみる。

あけましておめでとうございます。

話題は変わるが、年賀状の図案は毎年悩みまくる。こういうのは「あけおめ」定型文と家族写真を載っけて終わりにして、うじうじ悩まないのがよいのだろうが、それだけではいくらなんでも味気ないし毎年代わり映えしないのもつまらない。ということで、一昨年ぐらいからオリジナルなフォーマットを採用してみることにしたのだ。以下が、今年知人の皆様にお送りした図案である。
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ここにお見せしたとおり、その年の干支を作画し、その上にあいさつ文、そして家族写真を載せているのだ。この干支は実は手間隙がかかっているのだ。Powerpointを駆使して5mmの幅の線でいちいち作画しているのだ。すごいだろ、えっへん。

と、書いたところで、やっぱり「あけおめ」定型文と家族写真を載っけて終わりだということに気づきました。あ、ちょっと今日の話はなかったことで、今年もよろしくお願いいたしますなのだ。

December 16, 2005

駅の自販機について考えてみる。

日本列島は強烈な寒波に襲われ、東京でも結構寒い毎日が続いている今日この頃。遠方での忘年会が続いてちょっと疲れ気味の金曜日である。

今日もホームで電車を待っていると、自販機の前に人が立っていた。というか、線路の方に背を向け、自販機の方を向いて立っていた。この自販機はどこでも普通に見られるセブンティーンアイスのものだ。しかし、アイスの自販機ほど季節が限定されるものはないではないだろうか。スキー場で食べるアイスは美味いというのは半ば常識だろうが、それは運動をして火照った身体に冷たいアイスが美味しく感じられるという要因も大きいだろう。だが、ここは金曜の真夜中近くの寒い風が吹きすさぶ武蔵野台地である。まったく商売上がったりだろうと思われる。

なるほどこの人もそれを見ているのかなぁと思いながら、彼の後ろを通り過ぎ、私は線路の方を向いて横に立った。で、横目でちらと観察すると、私は自分の目を疑った。なんと、彼はこの寒さの中アイスを食っていた。肩をすぼめて寒そうに。手が震えている。身体も上下に揺すりながら、食べる食べる。見ているこっちまで寒くなってくる。「もう分かりましたから、やめて下さい!」とすがりつきたくなるほどだ。

こういう人がいるからこそ、季節外れの自販機もそこに置いておく必要があるのだ。今日も勉強になりました。

December 5, 2005

昼休みに真剣に考えてみる。

昼食後の昼休みのひと時。新聞を囲む同僚に混じって、1面トップの記事からテレビ欄の番組紹介記事に至るまで、新聞に載っている記事を仔細に読んで「あーでもない」「こーでもない」と話すのを最近の日課としている。(私を除けば)皆さん洞察力の鋭い理系の研究者の方々ばかりであるから、知識の偏りはあるにしても「あーでもない」というのはまったく知らなかったことだったり、「こーでもない」というのは想像もつかなかった視点からのものだったりして、大変勉強になる。ただし、論理的におかしいとこは徹底的に究明するという姿勢は、どんな些細なことでも変えることのない人たちだ。

そんな今日の話題は水戸黄門。「水戸黄門」といえば、皆様十分ご承知のとおり、1969年から放映されつづけている徳川光圀(水戸黄門)公が助さん格さんとともに諸国を漫遊しながら悪を懲らしめて困っている人たちを助けるという時代劇で、TBSで長きに渡って放映されているドラマである。あまりにも長いため、主役の水戸黄門をはじめ、助さん、格さんらは、長い年月を経て5代目まで進化。ところが問題は由美かおるさんである。2代目水戸黄門である西村昇さんのころから、ほぼ同じ役でずっと出演している。しかも55歳というお年になられている筈なのに、鑑賞に堪えうる入浴シーンも問題なくこなす。どう考えてもおかしい。

そこで、Fさんは仮説を立てた。水戸黄門が代替わりをして若返っているのと同様に、由美かおるさんも実は代替わりしているのではないか、と。なるほど、『水戸黄門』というのが役名なのと同様に、『かげろうお銀を演じる由美かおるさん』という役名で、ひそかに我々が知らぬところで代替わりしているとすれば、20年も変わらずに美貌を保っていることにも説明がつく。おお。素晴らしい。

って書いている最中にあまりにも馬鹿馬鹿しくて嫌になってきたので、今日はここまでで勘弁して下さい。

November 25, 2005

振ってみる。

こんな時期でも咲くカリステモン・ドーソンリバー。
[画像をクリックすると大きいのが見られますが、本文とは一切関係ありません。]

誰かしら人には言えないというか言いにくい奇行癖を持っているのではないか。ここだけの話、私の場合、それは指揮真似である。

夜中、愚息(仮名)はもちろん御主人様(仮名)も寝静まった頃、大切にしているSennheiserのヘッドホンHD580を取り出して、ステレオアンプに接続する。普段めったに聴かないため埃のかぶったロマン派のオーケストラ音楽のCDを注意深く選択して棚から取り出し、CDプレイヤーにセット。ショスタコービッチやチャイコフスキーならムラヴィンスキー、マーラーならバーンスタイン、シューベルト以前だと軽快なテンポの演奏が多い古楽器のオーケストラが中心になる。そこで音量をいつもより心持大きめに設定し、厳かに演奏開始ボタンを押す。そしてやおら立ち上がり、鉛筆を指揮棒に見立てて右手に持ち、目の前にいる(つもりの)レニングラードフィルハーモニー管弦楽団(ショスタコービッチの場合)にアインザッツを出す。そして渾身の限り、全身を使って狂ったように指揮に没頭するのだ。大概の場合実際に自分が演奏したことあるか聴きなれた曲なので、暗譜で最後まで振り通す。楽器の配置も頭に入っているので、きっちりと指示も出しながら。

ロマン派のオーケストラ音楽は大曲が多いので、1曲まるごと通して振るとかなりの運動量になり汗まみれになる。いくら夜更かししていても問題のなかった全盛の学生の頃は、雰囲気を出すためにスーツまで着込んで前半・休憩・中・後半とフルコンサート規模のプログラムを組んでやっていたものだ。今思えばまったくもって正気の沙汰ではない。最近は体力も衰え1楽章分で挫折することが多いし、もちろん部屋着(ジャージ)である。零落して見る影もない。ってそんな大げさなことではないし、いずれにしても不毛なことこの上なしである。

ちなみに、まだ御主人様(仮名)にはバレていないはずだが、扉に背を向けてヘッドホンをしているので、目撃されていたとしても見なかったフリをして扉をしめてそのまま退出されてしまっては私が知る由もない。万が一目撃されていたら…想像するだけで恐ろしい。

なお、ここだけの話、入浴前に全裸で鏡の前でレイザーラモンHGばりに両手を広げて意味もなく腰を振っているのがバレたら自殺するかもしれないのだ。

November 4, 2005

電柱について考えてみる。

Webにこうしてくだらない駄文を書き連ねることを再開してから、以前よりいろいろなことに目を開き耳をかたむけるように心がけている。傍から見れば、きょろきょろしながら歩く不審な男だろうが、通報されない程度にやっているつもりではある。例えば、通りがかりのおばさんと目が合ったりすれば、目をそらしてそそくさと足早に立ち去るようにしているのだ。って、余計に怪しい。

で、気づいたことがある。どうしてこうも私たちが住む街は電柱だらけなのか。電柱が立っているということは、すなわち電線が間に張ってあるということで、折角の景観が蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線と無機質に突っ立つ電柱で台無しである。今までは当たり前の風景として甘受していたが、気になり始めるともう止まらない。ほら、あなたも気になり始めたのではないか。ほらほらほらほら。

どうにかならないものか。うーん。どうだろう、電柱の代わりに椰子の木が立っているというのはいかがだろうか。イメージしやすいように、PaintshopProを一生懸命操作して写真を合成してみた(Photoshopではないのがまた貧乏くさくて悲しいがそれはさておき)。電柱と電線を消して、どこからか入手した椰子の木をとりあえず貼り付けてみる。拙い合成写真で大変恐縮ではあるが、ご覧頂きたい。

IMG_2947.jpgIMG_2947new.jpgに。

うん。なかなか良いではないか。なんとなくパラダイス的な感じがする。もうちょっと想像力を膨らませてみるとビバリーヒルズのようではないだろうか。ビバリーヒルズなんて行ったこともないのだが、なんとなくセレブな気分に。「これからは私を武蔵野のパリスヒルトンとお呼び」なんてくだらないことを言い出しかねないほど。というか、私はれっきとした男です。それに、セレブは怪しげな合成写真なんか作ったりしませんか。すみません。

October 27, 2005

癖を見破ってみる。

個人的にあまり「文系・理系」という区別の仕方は好きではないのだが、私の職場環境はいわゆる「理系」に分類される人がほぼ全員を占める。まぁ、研究所とはそんなところだ。逆に研究所が寿司職人で溢れていたらそれはそれで問題だろう。想像して欲しい。「研究所」と表に書かれた建物を入ると、すがすがしい酢の香りが立ち込め「へい、らっしゃい!何にいたしましょ」と声をかけられる。しかも、そんな人がうじゃうじゃいるのだ。ちょっと楽しいか。

そんな話はさておき、職場の人たちは研究職という職業柄のせいか、「こだわり派」な人が多い。(あくまでも私見であるが)こだわり派は突き詰めて物事を考えるから、その故にちょっと世間とはちょっとずれた感覚の持ち主が多いような気がする。特に、その「ずれ」は癖として表れることが多い。例えば、


  • 15kmも離れた自宅からママチャリで毎日通う人。
  • 新しい物好きで、気に入ったガジェット系のものは片端から購入してしまう人。
  • 昼飯も「もう食えませんよ」とか言いながら残すくせに、自席に戻ってスナックをばりぼり食う人。
  • 議論している最中に腹をもみ続ける人。

などである。

本音を言うと、これはこれで楽しかったりもするのだが、よくよく考えてみると私も根っからの理系。それに「朱に交われば赤くなる」とも言うし。すなわち、私自身もずれているのではないか。気になる。疑心暗鬼にとりつかれて、横で腹をもみ続けている同僚Fさんに訊ねてみたのだ。


もみもみ。
「私って変な癖ありますかね。」
もみもみもみ。
「あんまり目立ったものはないかな。う~ん、そうだなぁ、強いて言うならば時々奇声を発しているかな」
もみもみもみもみ。

なんと、計算機に向かって奇声を発しているとのこと。

「しまった!!!!」

と、周りの人たち全員が振り返ったのだ。なるほどそういうことか。

October 19, 2005

意外なところで見かけてみる。

職場の食堂でいつも通り昼食をとり、下膳までトレイを運んでいるときのこと。なにやら床に落ちている黒っぽいものが視界に入ったのだ。良く見ると、見慣れた何かである。良く見ると紺だがちょっと色褪せてて、細身の袋状。通常はペアで使うもの。

なんと靴下である。スーツにベストマッチングないわゆるオジサン靴下。しかも片方だけ脱ぎ捨てたかのように落ちている。場違いも甚だしいが、もっと不思議なのはこのオジサン靴下が食堂の下膳場にたどり着いたいきさつであろう。

このようにうまく脱げるには、まず靴を履いていてはならない。つまり靴下だけ履いた状態でぺたぺたと歩いて食堂にたどりついたに違いない。しかも、つま先からだらーんと脱げる寸前で。そこで、本日のAメニューをゲットして食事。爪楊枝でも口にくわえながら下膳までトレイを運ぶ。おっと、余所見をしていたらトレイからお皿を落としそうになってしまった。おっとっと。ずる。ということで、彼は気づかずに靴下を片方だけ置き去りにして食堂を後にしたのであった。

って、んな訳ないか。

March 19, 2001

覗かれてみる。

休みの谷間である。

えーと、敢えて言わせてもらうが、胸の谷間ではない。しかし、何故、胸の谷間というものは、かくも男性の好奇心をそそるのか。って、そんなことを言いたいのではない。

つまり、休みの谷間であるから、今日休むと4連休になるはずだったのである。だが、部の会議で出張報告をせねばならないので、結局出社する羽目になったのだ。会社に行けば行ったで相変わらず仕事は山積しているので、結局、 11時にしか帰宅できなかったのだ。涙。

と、非常に遅い夕食を食ってごろりんことコタツで寝ている私の耳を、前ぶれもなしに御主人様(仮名)が掴んだ。


むぎゅー。

い、痛。痛いって。な、何してんですか。って、耳をそんなに引っ張ったらちぎれちゃう。あて。勘弁して下さい。ん、何してんですか。そ、そんな、のぞき込まないでくださいよ。恥ずかしい。

およ? もしかして耳掻きでもしてくれるんですか? うわぁ、それって結構憧れだったんだよねぇ。奥様に耳を掻いてもらうって、何だか新婚みたいですよね。


……………

え、えーと何してんですか。見てないで掻いてくださいよ。

「耳糞を覗いてただけぇ。」

すみません。あなたに対して変な期待をした私が馬鹿でした。

March 15, 2001

打合せ中に観察してみる。

打ち合せなのだ。

引越し等の手配をする人とのである。何だか、いよいよ本当に海外に行くような雰囲気になって来たぞ。相手は慣れたモノで、淀みなく説明をしている。感心して資料から顔を上げて、彼の顔を見た。

と、つつぅっと一筋の鼻水が。

なるほど、花粉症か。というか、どこからどう見ても花粉症である。今日は暖かいからなぁ。花粉もいつもより多めに飛んでいるんだろうなぁ。可哀想に。

といっても、秋になってブタクサの花粉が飛び始める時期になれば、私も同じ状態になるのだ。同士よ、うんうん、私もその気持はよーく分かる。

などと余計なことを考えていたら、彼が何の説明をしているのか分かんなくなってしまった。でも、ちゃんと聞いていないとやばいしなぁ。うーむ。

す、すみません、も、も、もう一度確認したいんですが。