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June 22, 2010

チェコビールをたらふく飲んでみる。

いつもの例にもれず、今回の出張もホテルに缶詰系の会合なのだ。ホテルも旧市街などの中心部からメトロで15分はかかる場所にある。とまぁホテルで腐っていても仕方がないので、旧市街に夕食を食べに外出した。

チェコはビールが美味しいことで有名な場所。実は米国の有名なバドワイザーは、チェコのブドヴァイゼルにあやかって命名されたらしい(が、1871年から商標問題で色々と係争中のようだ)。
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市内で見つけた本物(?)のバドワイザーの看板。

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ちょっとふらふらした後に、ビールを飲みに行った。ホテルで薦められた店に行ったのだが、日本語メニューもあるわ料理は押し付けがましいしわ、完全に観光客向けのぼったくり系のレストランだった。が、物価の安いチェコであるから懐へのダメージはほとんどなかったが…。
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男性にはデフォルトで1リッター。
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料理もたくさん出てくる(4人で行ったがこれでも3人分に抑えてこの量)。

January 26, 2010

ヴァレッタを散歩してみる。

会合の谷間で時間ができたので、散歩してみることにしたのた。石灰岩を不安定に積み上げた(ように日本人の目からは見える)建物が密集する海沿いをヴァレッタ(Valletta)まで知人のEさんと旧友のH君(8年ぶりに再会したドイツ人)とのんびりと歩いた。
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オフシーズンである所為か、500年前に激しい戦い(マルタ包囲戦)が行われたこの場所も、人がほとんどいない。
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「地中海の臍」などと呼ばれていい気になっているようだが(いや、なっていない)、なるほど良い場所だ。1965年までは英国領だったという歴史的経緯もあり、英語が通じるのも良い。道端に落ちている猫の糞の多さには閉口したが。うっかりすると踏みかねないので要注意。

November 11, 2009

広島に弾丸トラベルしてみる(往路)。

やんごとなき理由で広島にきております。
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奇遇にも氷川きよしさんも広島に来ていたようだ。って縁もゆかりもありませんが。

しかし今回のフライトは色々とあった。羽田では土砂降りの雨のため、離陸間隔を空けざるを得なくなったため、結局20機以上の待ち行列。そしてようやく広島空港に着陸かと思ったら横風のせいでゴーアラウンド。2回目のアプローチも怖くなるぐらい機体が揉まれたが、何とか着陸。通路を挟んで反対側に座っていた女性は恐怖で涙目になっていた。

今回は国際会合にしては珍しくは1泊2日の弾丸トラベル(というか弾丸出張)なのだが、とにかく広島を満喫しなければならない。ということで、広島市内でリムジンバスを降りたらそのままお好み焼き屋に直行した。一度本場の広島お好み焼きが食いたいと思っていたのだ。
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実にうまい牡蠣そば玉を食した後に会場まで歩き、目的のセッションにはぎりぎり間に合った。夕食は知り合いのイスラエル人と共に過ごし、食後は腹ごなしにひとりで少々市内を散歩した。

August 9, 2009

白川郷を訪れてみる。

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昼はスウェーデン時代にご一緒していたSさん家族と高山で合流。古い街並みをだらだら歩いたのちはご当地ラーメンである高山ラーメンを甚五郎らーめんという店で食す。
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その後は天気も悪いので上高地に行くのはあきらめ、白川郷まで足をのばして、世界遺産として登録された合掌造りの家屋を見て回った。合掌造りそのものは珍しいものではないようだが、これだけの数が保存されているということ自体が稀らしい。

ここのところ何故か世界遺産づいていて、感動がイマイチ薄いのは自分が悪いに違いないのだ。

August 6, 2009

インドネシアを発ってみる。

今日も盛りだくさんなのだ。

まずはTamansariなどを訪れ、遅めの朝食はジョグジャカルタなどジャワ島中部の名物料理であるグドゥッ(Gudeg)をドライバーのAさんと一緒に食した。
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パームシュガーで甘辛く煮込んだ地鶏や卵は実に美味しい。ちなみにちょっとうっかりしていた事を白状しなければならない。本来ならば日本人とはいえ雇い主である私とドライバーが一緒に食事をするのは本当は良くない事なのかもしれない。インドネシアは階級社会であり、そのような社会に身をおいたことが無いため、きちんと理解せず食事に誘ってしまった。軽はずみな行動だったかもしれないと反省しきりである。

その後、この旅行の第二のハイライトであるプランバナン寺院(Prambanan)を訪れる。

前日のボロブドゥールとほぼ同じ時代の遺跡だそうだが、こちらはヒンドゥー教のものであるから、祭られているのは破壊と創造の神シバだったりする。今なお2006年にジョグジャカルタを襲った地震から復旧途中だそうで、ガイドによると地震前の状態に戻るには2013年を待たなければならないそうだ。もともと接着剤を一切使わずに建設されていたとのことだが、今回の復元では危険防止のために使用しているとのこと。以下は2013年以降は見られない風景だ。外壁の火山岩とは異なる色の砂岩が使われていることに注目したい。
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で、ジョグジャ空港に到着後に問題が発覚。ジャカルタまでの航空チケットが取れていなかったのだ。このままジャカルタに到着できずに19:40発シンガポール行きの飛行機に乗れなければ、大変マズいことになる。なんとか地上係員に頼み込んで出発ぎりぎりにキャンセルでリリースされた席に座って行けることになった。暑いジョグジャカルタで冷や汗をかきまくりだ。
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往路と同じようにシンガポールのチャンギ空港では成田行きに乗り継ぐ。時間が大分余ったので、空港内をぶらぶらすることができた。この巨大な空港は制限区域内はちょっとしたショッピングモールである。ここでふらふらしていたら意外な人に鉢合わせしたのだが、それはさておき。
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聞くところによるとソウルのインチョン空港も「遊べる」空港だそうだ。成田もこれぐらいの割り切りは見習っても良いかもしれない。

August 5, 2009

ボロブドゥールを訪れてみる。

特に世界遺産フリークというわけではないのだが、「世界遺産」などと言われると見に行きたくなってしまうのだ。インドネシアのジャワ島に来る機会もそうそうないだろうし。

ということで、朝7時発の汽車に乗って、バンドゥン(Bandung)からジョグジャカルタ(Yogyakarta)まで一人旅で移動した。この二つの都市は400km程度の距離らしいのだが、新幹線のような夢の超特急が走っているわけでもなく、余裕で7時間半かかる道のりだ。今回は安全性の高いEksekutiv(良く読むとまんま英語の"Executive"ですな)クラスで移動。といっても日本円にして2,000円弱。ちなみに周りは欧州人だらけでした(まさかこんなところでフランス人に囲まれるとは思わなかった)。まさしく「世界の車窓から」のようにインドネシアの山岳風景、田園風景を満喫できた。食堂車で強面の現地人たちに囲まれて食べたミーゴレンとコピ(コーヒー)は実にうまかった(計17,000ルピア=約170円)。計算を間違えられたが、ウェイトレスのお姉さんに言うとすぐに返金してもらえた。
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結局電車はちょっと遅れ14:30ごろに到着。今回のジョグジャカルタ滞在は全然時間がないため、時間を金で買うような移動をすることにした。つまり一人でcar rental(当然運転手付)。宿に荷物を置いて、そのまま駅からホテルまで送ってくれた車に乗ってボロブドゥールBorobudur)に一直線。
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閉園直前だったためか意外に人出は少なく、満喫することができた。夕焼けを浴びた遺跡は実に神秘的である。ちなみにガイドブックには早朝に訪れることを盛んに薦めていたが、閉園直前も意外に狙いどきなのかもしれない。

足早にムンドゥッ(Candi Mendut)寺院を見た後は、夕食はホテルの近くのレストラン(Pecel Solo)で一人飯。メニューはインドネシア語で店員もほとんど英語を話せなかったため、オーダーするのに難儀したが、実物を見せて取り分けてくれたので(大皿料理屋方式の店だった)、好きなものを食べられた。後で調べた感じだと、Nasi Gurih(ココナツライス)に付け合せ(おかず)がTerik Daging(牛肉の甘辛煮)、Serundeng Kelapa(ココナツの果肉の甘辛煮)、Terong Balanda(ナスの漬物?)ということらしい。味は良い。なかなかインドネシア料理も奥が深く、はまりそうである。ここでもBintang(ビール)を飲んだ。52,330ルピア(=約500円)であった。インドネシアは基本的にイスラム教の国であるため、メニューにはビールが載っていないことが多いようだが、頼むときちんと出てくるのが面白い。

August 1, 2009

沖縄から帰還してみる。


(クリックすると大きくなります)
まずは玉陵(たまうどぅん)を訪れる。首里城はかなりの人出があったが、ここでは帰るまでに遭遇した観光客は一組だけ。意外に地味な世界遺産の一部である。
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国際通り脇の「ゆうなんぎい」で昼食。朝飯を抜いたので、おなかがぺこぺこだ。沖縄料理を好きな順に頼んでいたら結構大量になってしまったのだ(写真は左からゴーヤチャンプル、ソーキ、ミミガー、島ラッキョウ)。その後のんびりと空港までゆいレールで移動したが飛行機は機材の到着が遅れたとのことで30分以上の遅延で羽田空港に到着。で東京に戻ってからは、仕事仲間のEさんとSさんで神泉近くのワイン専門店で会食、と盛りだくさんな一日だったのだ。
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July 3, 2009

モンパルナスの街中でネット接続してみる。

ホテルに篭って仕事をしていても、昼過ぎには部屋の清掃にやってくるため部屋を空けておいたほうがよいのだ。ということで昼前から宿を取っているMontparnasseの周りをぶらぶらしてみることにした。ここ数日は本当に暑かったが、今日はそこそこの気温で過ごしやすい(でも暑いが)。

結局はモンパルナス(Montparnasse)のスターバックス(Starbucks)に入って仕事をしているのだが、このチェーンはメニューがどこに言っても同じであること、そして必ずWiFiがあるということで愛用している。注文ついでに、WiFiは?と店員に訊くと「うちのWiFiうまく繋がらないんだけど、となりのカフェのアクセスポイントなら大丈夫。IDとパスワードは…」などと言って教えてもらえた。言われたとおりにすると問題なくつながって快適そのものなのだが…天下のスタバがそれで良いのか?

その後はエッフェル塔までモンパルナスからぶらぶらと川に向けて坂を下った。昼になるとやはり暑いが、日陰を選んで歩けば問題ない。近づいてみるとエッフェル塔の下にはものすごい数の人達であふれ、皆エレベーターを待っている様子。登るのは諦めた。

西柱から見上げたエッフェル塔ですが、クリックすると大きな画像が見られます。
DMC-LX3は明るいレンズを採用しているのが身上であるが、絞ると等倍でも鑑賞に堪えられるはっきりとした画像になる。広角側が24mmと広いので、広角フェチとしてはかなり満足である。

January 31, 2009

オルタ湖の世界遺産を訪れてみる。

へろへろの状態でついた宿は、2001年にミラノに来たときに泊まったのと同じであることが判明。こんな偶然もあるものなのだ。
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Uさんが購入したばかりのBMW330で向かった先は、オルタ湖である。北イタリアにある小さなサン・ジュリオ島が浮かぶ湖だ。サン・ジュリオ島には修道院があり、聖ジュリオが奉られている。なんと、ちょうどその日は聖ジュリオ霊名日であったようで、ミサに参加するために教会一杯の人達が集まっていた。こんな偶然もあるものなのだ。

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ミラノに戻り、レンタカーでジュネーブに帰る。やはりかなり遠くてへろへろになってしまったのだ(写真はレンタカーではなく底抜けにカッコいいBMW330です)。

September 29, 2008

氷河を眺めてみる.

ジュネーブ空港でレンタカーをしてスイスアルプスをドライブしたのだ.

今回の目的は欧州内でも有数の規模を誇るアレッチ氷河(Le glacier d'Aletsch)を見にいくこと.U字に削られた谷の断崖絶壁が結構好みなのだが,今回はそれを作った氷河そのものが見たい.ちなみに麓にあるスキー場のロープウェイを利用すれば,簡単に見にいくことができる.ちなみに,このエリアは2001年にユネスコ世界遺産として登録されたようだ.

今回は遠回りになってしまうがジュネーブからレマン湖の北側を走って,Aigle⇒Spiez⇒Interlakenを経由して峠を越え,ローヌ川沿いに走ってからFieschからロープウェイで登るというルート.借りた車はフォードフィエスタで,小さめの車体だがマニュアルトランスミッションでびゅんびゅん走るため楽しい.昼食はInterlakenで何故かインドカレーを食べた(もうスイス料理は飽きた).

Aletsch氷河到着は午後4時ごろになってしまった.そうなると心配なのが時間だ.最終の戻りのロープウェイの時間は5時ということなので,本当にぎりぎりである(もし乗り遅れたら下山は絶望的).ロープウェイはダウンヒルマウンテンバイカーと相乗りだった.これを降りたあとはEggishornまでガレた尾根沿いの道を歩いていけば,以下のような絶景が見られる(思わず大きな画像を載せてしまいました).
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このときほど広角レンズを持ってこなかったことを後悔したことはない.「男は黙って単焦点」などと意味不明に強がってみても悔しいものは悔しい.またトレッキングをしに再訪したいと心に誓いつつ後にした.

この日の総距離520km.充実した休日だった.明日からまたがんばるのだ.

June 25, 2007

鏡の間を眺めてみる。

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3週間もの出張。しかも朝から晩まで同じ建物の中でタフな会議ばかり。週末は徹底的に観光などでストレス発散をしなければやっていられない。

ということで本日やってきましたのはヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)。目玉の一つでもある鏡の間本当は明日から本格オープンらしかったのだが、もうとっくにできていたようです。しかし週末だからかものすごい人。週末に訪れるのは、はっきり言ってお勧めできません。

June 23, 2007

モン・サン=ミッシェルまでドライブしてみる。

会合は予想通り早く終わり、非公式な打ち合わせは何件かあったが、急にフリーになってしまったのだ。本来の予定では本日はパリまでの移動日なのだが、飛行機は午後2時なので午前中にやることがなくなってしまった。ということで、早起きしてレンタカーと自分に鞭打ってフランス有数の観光名所であるMont Saint Michelを訪れることにした。以前から一度は訪れたいと思っていたところだから、このような機会は最大限に活用せねばならない。

モン・サン=ミッシェルは厳密にはノルマンディー地方で私の滞在しているブルターニュ地方とは異なるのだが、Lannionからは片道200km/2時間半程度の道のり。しかし何せガイドブックも何も持ってきていなかったから、思いっきり道に迷ってしまったのだ。そんな訳でなんとか9時前に遠目にモン・サン=ミッシェルの影が見えたときは正直安堵した。やはりGoogleマップだけで辿り着こうとしたのは無謀というか。


[クリックするとかなり大きいのが見られます。]

ちなみに、オリジナルをアップするのもやぶさかではなかったりします。