1999年9月の「がまんしましょう。」


99.09.02,Thu

辛汚い話である。

コトの発端は、昨晩の焼肉である。場所は東伏見駅前の焼肉屋。 そこではカルビ定食を食べたのだが、 サイドディッシュ(なんて洒落たモンじゃないが)として、 「激辛肉」なるものを頼んだのだ。 「激」と書くからには、本当にカラい筈。 その場には私を除くと、辛いものが苦手な人達しかいなかったのに、 何故か「よし頼んでみよう」という話になったのだ。 弾みと言うのは実にオソロシイ。 店員さんに訊いてみると、「私は食べたことがないんですけど、 見た感じ辛そうですねぇ」とのこと。

しばらくすると、運ばれて来た。

どうみてもキムチである。 ただ、白菜などの野菜の代わりに、ロースが唐辛子の中に漬かっているのだ。 ということで、焼いてから試食。

本当に辛い

以前、間違って食べてしまった「生焼けの激辛シシトウ」とタメを張る辛さである。 辛いのが苦手な他の人達は一かけらだけ食べて、もう手を出そうとしない。 仕方がないので残りは全部自分で片付けたのだ。何とか食べ切ったのだ。

だが、今朝方、朝の儀式で2度目の辛さの地獄をみることは考えていなかったのだ。 実にアサハカだったのだ。お尻が痛いよぉ。


99.09.03,Fri

18禁の映画を観てしまったのだ。

ここだけの話、私も普通の健康な男子であるから、 18禁のビデオを借りることはある。 公の場でこんなことを正直に書いて、 後で後悔することになりそうな気もしないでもないが、 まぁ、90%以上の男子なら経験のあることであろう。だが、映画ともなると話は別だ。 18禁の映画を観ると言うのは、なかなか出来ない経験である。

とずいぶんと勿体つけた書き出しだが、実は何のことはなく、 「アイズ・ワイド・シャット」を観ただけのことだ。 そう、トム・クルーズとニコル・キッドマンが、 映画の中でも夫婦を演じている、アレである。 知人に、 「ひとつ、この映画でも観て、大人になりなさい」とアドバイスされたのだ。 そんなに私は子供かなぁ。

監督はあの「シャイニング」のStanly Kubrickなのだが、 この映画は、彼の遺作となったそうだ。とにかく、不思議な映画だった。 しかも長い。19:30開始の22:00頃終了である。 筋が読みにくく、最も重要な場面で、登場人物全員がマスクを被っているので、 よく注意していないと、何がなんだかまったく分からないまま 映画が終ってしまう可能性があるのだ。

で、肝心の18禁の場面だが、あんまりにも映画が長くてあんまり印象がない。 AVの様に、全編18禁な状態じゃないしネ。って、当り前だろ。


99.09.04,Sat

一昨日、リコーダー製作を依頼しているF島さんに、 業を煮やして電話をしたのだ。楽器がいい加減出来て来ないと困るからだ。 すると、

「本番11月かと思ったよぉ」

と言われてしまったのだ。

「い、いや本番は10月なので、9月中には楽器が出来ていないと…ごにょごにょ」 ということで、楽器が完成するときまでのツナギとして、 代わりの楽器を借りることにした。

そして、昨日はF島さんと武蔵関駅前で待ち合わせ、楽器を受け取ったのだ。 会社を抜け出て、愛車「『ぽちっとな』グロッキー号」(ただし自転車)に乗って。 借りたリコーダーは、どうも工房に転がっていたモノらしく、 外見はあまり良い状態ではない。しかも音程も悪いらしい。 ま、自分の楽器じゃないんだから本当はどうでも良いんだけどね。

でも、あまりにも音程が悪いと練習に差し障るので、調整をすることにした。 だが、今日は午後からラピュタンの練習である。 ということは、早めに起きて楽器の調整をしなければならないのだ。 幸い蝋で指穴を塞ぐ調整だ。この調整には以下の手順で作業を行う。

  1. 楽器の内部に詰めものをする
  2. ロウソクに火を着ける
  3. 目的の指穴に蝋を多めに「たらーりたらーり」する
  4. 固まった頃あいをみはかり、詰めモノを取る
  5. 目的の音程になるまで蝋を削る
ロウソクをたらーりたらーりするなんて、 端から見たら、なんとも実にアブナイ状態ではあるのだが、 木管古楽器奏者ならば皆やっていることだ。そう。皆アブナイ人達なのだ。 くわばらくわばら。って、自分も充分危ない。

練習後にU村氏と チラシの打ち合せ。チラシについては皆一言あり、相変わらずモメまくるのだ。 だが、なんとか落ち着きそう。U村氏には、多謝である。

夜は、職場の先輩のO室氏宅にお邪魔する。催しの趣旨は、 「味噌煮込みうどん」を食す。何を隠そう、 私は名古屋で味噌煮込みうどんを食べずに帰京してしまったのだ。 ということで、お土産として味噌煮込みうどんを買って帰って来たのだ。 先月から引続き、懲りずに赤味噌ばかり食しているのだ。こんなに食べていたら、 そのうち顔が赤味噌のような色になってしまうに違いないのだ。


99.09.05,Sun

待望の家系ラーメン屋なのだ。

私の昔からの趣味としてラーメンの食べ歩きがあるが、 吉祥寺をぶらぶらしていて見つけたのだ。名前は「武蔵家」。 ガード北側のアヤシイ店が立ち並ぶ道路を西荻窪へ向けての前をちょっと歩くと、 その店はあった。車を停めようと、駐車場を探していて、たまたま見つけたのだ。

今は昔、学生時代、大学の最寄り駅を通り過ぎて、 お金を払ってまで(定期圏外なので)通った店が「六角家」という店。 「横浜ラーメン博物館」に地元代表として入っている店の本店である。 私の定番は「味濃め固め」で、いまだに近くを通ると思わず寄ってしまう。

そもそも、横浜には「吉野家」(牛丼にあらず)がルーツとされる、 「家系」ラーメンがある。特徴としては屋号に「〜家」と付くところだ。 ところが、「家系」は都内ではなかなか食べられない。そもそも店がないのだ。 ということで狂気乱舞しながら入って行ったのだ。ちなみに、 実際に乱舞しながら入って行った訳じゃないことを強調しておく。

無論、普通のラーメンを「味濃め固め」で頼む。果して出て来たモノは、 もろに家系であった。嬉しい。スープも麺も美味しい。 ホウレンソウが入っているし、海苔も充分な大きさだ。 店員から聞き込みをしたところ、 開店は5/13で、店長は「六角家」の弟子だそうだ。月曜定休。

だが、チャーシューがテンデ駄目だった。 固いし、スープに馴染んでいないのだ。 そもそも、家系ってチャーシュー入ってたっけ? とにかく、こんなチャーシューを出しているようじゃ、この店の将来は暗い。 他が良いだけに実に残念である。

頼むぜ、「武蔵家」!

武蔵家(吉祥寺)「ラーメン」味濃め固め


99.09.06,Mon

ネットワークの再編である。

うーむ、こう書くと、結構エラそうだな。だが、そんな大層なことではない。 実は、職場のマシンのネットワークを切り替えたのだ。 ドメイン名からホスト名までほとんどが変わるのだ。 大層でなくとも、実は結構大変なのだ。

潤滑に作業を進めるために、19時頃から着手したのだ。 だけど、23時になっても終らないのだ。しくしく。 だからといって日記なんか書いてたりしたら、 もっと帰るのが遅くなるだろ、まったく。


99.09.07,Tue

ここんところ、映画ばかり見ているような気がする。

私は映画は好きだが、別に映画青年だった訳ではない。 知合いにそういう人はいたが、 「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」という映画を観に、 渋谷のユーロスペースなる映画館に連れて行かれて、 私が尊敬するチェンバロ奏者のレオンハルトが主演しているにも係わらず、 思いっきりイビキをかいて爆睡こき、呆れられたことがある。 ちなみに、そのことについて、彼からは、いまだに怨まれている。

今日は、「マーキュリー・ライジング」。主演は、 一昔前にナカダビルのコンピュータに入り込んだウイルスぢゃなくて、 ブルース・ウィリス。 自閉症の男の子が、パズル雑誌に掲載されていたNSAの超重要暗号を解いてしまい、 タイヘンなことになってしまうというお話である。 なんか、こういう内容の映画は以前にも観たことがあるので、 いまいち新鮮味に欠ける。 劇場公開した時に私がこの映画を気にしなかったというのも、 鰻重蹴る、ぢゃなくてうなづける。

まぁ、以前観た、 「恋する惑星」の姉妹編の「天使の涙」も一緒に借りてきたから、 そちらに期待しよう。


99.09.08,Wed

皆勤してしまったのだ。 そう、私のようなヒラ社員は給料が安い割に仕事が多いので、 年休も使わずに毎日出社してしまったのだ。

失礼。つまらない冗談はこれぐらいにしよう。

つまり、解禁してしまったのだ。 だが、何を解禁にしたのかはnet上では一切明かすつもりはない。 まぁ、ここを読んでいる人の過半数は知ってる筈だしね。


99.09.09,Thu

はっきり言って、飲みすぎたのだ。

バロックオーボエを始めとする各種古楽器を自在に操る 江崎と 飲んだのだ。店は、吉祥寺はT良という手羽先専門店。 彼は楽器も上手いが、酒も強い。あ、この二つはあんまり相関ないか。 じゃ、彼は話が面白いが、酒も強い。うーん、これも相関ないか。

とにかく、ビールでやめときゃ良いのに、日本酒なんて飲み始めたのがイケナイのだ。 そもそも、私は蒸留していないお酒に滅法弱く、 良い気分になる前にツブれてしまう。しかもツブれ具合が激しいのだ。 ワインや日本酒などはかなりヤバめな飲物である。 少なくとも、蒸留してあれば、良い気分になってからツブれるので、 まだ私にとって意味のある飲み物だと言えよう。 ま、なんだかんだ言って結局ツブれてしまうのは一緒なんだけどね。

ということで、私は見事にぶっ潰れてテーブルに伏してしまった。 思いきりヨダレを垂らしながら寝ていたのだが、 「大丈夫?」と訊かれて目が醒めた時には、 思わずcore dumpしてしまいそうになったのだ。 これは、なんとか唾を飲み込んで踏みとどまった。 こんな状態になるのは、何年か前に会社の先輩のM女史にツブされて以来である。 ちなみに、core dumpは大学4年の時以来していない。

ちなみに、core dumpとは、遥か昔に計算機に「コア(core)メモリ」なる物が 使われていた時代があり、プログラムにバグがあって止まったときに、 デバッグ用に、そのコアメモリの内容を書き出す仕組みがあった。 その名残で、現在でもUNIX系のOSでプログラムがバグで止まった時に、 メモリの内容をcoreというファイルに書き出す。 転じて、人が飲みすぎたときに、 「中身(core)を出す(dump)」状態をcore dumpなどと呼んで 面白がっているのだ。まぁ、クダラないコンピュータ業界用語である。

ま、とにかく、帰りは、自転車で帰った筈なのだが、 一体どうやって帰りついたのか全く覚えていないのだ。 まったく、学生じゃないんだから、いい加減にしなきゃダメだよ。


99.09.11,Sat

ラピュタンのY氏と9:30に待ち合わせる。 というのも、1日中予定がなく、完全なオフだからである。 ええと、もうちょっと分かりやすく書くと、 ラピュタンのチラシが切羽詰っているのだ。

うーん、まったく分かりにくいな。順序立てて書こう。

つまりは、ラピュタンの演奏会まで2ヶ月を切ってしまったので、 チラシを早く刷らなければならない。たまたま私は今日は予定が一切なく、 オフなので、うちのプリンタを駆使してチラシを刷るには絶好の日である。 ということで、Y氏に紙を購入してもらい、その受け渡しをしたのだ。

ということで、朝も早くから待ち合わせである。 昨晩は特に酒を飲んだわけではないので、朝起きるのは辛くはなかった。 さすがに連荘で飲むのはつらいので、アルコールは遠ざけたのだ。 ま、そんなことはどーでも良いか。

その足で、近くに出来たPD(略字)なるスーパーに行く。 厳密に言うと、普通のスーパーとは違う。 コンピュータ本体をはじめとする、それ系の用品がだーと並んでいる店である。 そこでチラシを印刷するのに必要なインクを買うためだ。 チラシは普通ん百枚単位で刷るため、手持ちのインクでは到底間に合わないからだ。

店に開店10分前ぐらいに着いてしまった。 驚いたことに、なんと、普通のスーパーのように行列が出来ているのだ。 まるで、「お一人様卵1パック限定」とかのようだと思っていたら、 マサシク、「お一人様1台まで」という目玉商品があったようだ。 たとえばK6-2マシンが5万円。確かに安いのだが、今更K6-2という気もしないでもない。 そのために、並ぶまでしてしまうもんかと思ってしまう。

そういう自分も、目的のインクを手にして、店を出るかと思いきや、 折角だからと230MB MOメディア(お一人様10枚まで)を買ってしまうところが、 我ながらなんとも貧乏くさいのだ。


99.09.12,Sun

迫りまくっているのだ。もはや、逃げも隠れも出来ない状態である。

といっても、タイソウな話ではなく、 先日借りたビデオの返却期限が迫っているだけのことだ。 全然観る暇のなかった「天使の涙」を観る。何か「恋する惑星」とは打って変わって、 悲しい内容である。聞くところによると、「恋する惑星」と「天使の涙」は、 双子映画らしい。映像は、やはり斬新な気がする。

観終った後に用事があって新宿に出かけた。 ついでに、ラーメン二郎(新宿店)で昼食を取った。 この店は三田の 某有名ラーメン屋の チェーン店なのだが、それと同じモノを期待して行った私がバカだったのである。 物足りないのである。もともと二郎は、特に美味しいというラーメンではないのだが、 他じゃ食べられない妙なインパクトがあるのが気に入っていた。 だが、この店(新宿店)が出すラーメンは、いまいちインパクトがない。 なんかお腹がふくれただけという気分である。残念。

で、いろいろあって家に帰りついて気づいた。ビデオを返すの忘れた。

ラーメン二郎(新宿店)ニンニクぬき


99.09.13,Mon

先日購入したCeleron 400MHz のオーバークロックに挑戦する。

マレーシア産の99年29週モノ(SL37X L9290309)である。 今までは、僅か10%増のクロック、450MHzでしか使っていなかったのだが、 それではあまり面白くないし、コストパフォーマンスが良くない。 少なくとも500MHzで使いたかったのだが、 MBの温度センサーがピーピー言ってうるさいので (コア温度が高くなりすぎるらしい)、断念したのだ。 ということは、きちんと冷やせば、500MHz以上は大丈夫な筈。

どうもPPGA版のCeleronはコア部分のたてつけが悪く、 ヒートシンクと完全に接触しないため、冷却効率が悪いことが多いらしい。 我が家のCeleronも、どうも四隅の縁が高くなって、真中が大いにへこんでいる。 これでは、空気が入ってうまく冷却できる筈がない。 ということで、面研磨を実行する。作業は結構単純である。 窓ガラスに紙ヤスリを当て、がばとつかんだCPUを押し当てて擦る
ひたすら擦る
ごしごし擦る
クロームの表面がなくなって下の銅面が出てくるまで擦る
手が粉で汚くなるまで擦る
こんなことして良く壊れないモノだと思うが、あまり壊れた例はないらしい。 後で気づいたのだが、こういうことをするときは、 端子部分を大抵マスキングをするらしい。 だが、そんなことをせずとも壊れなかったぞ。

ということで、コアの表面がぴっかぴかになった。 折角だからと、純正ファンのヒートシンクも擦る。 両方とも真っ平になって、接面積が多くなれば、冷却効率が上がる筈だからだ。

いよいよCPU設置である。Socket370→Slot1変換ボードにぴかぴかのCeleronを置き、 シリコングリスを塗り、その上にファンを置く。 グリスが馴染むと思われるまで、ファンをしつこくグリグリとコアに擦り付ける。 最後にファンのレバーを固定して終り。

結果。Windows98動作中、40度代だったCPUコア温度が30度代まで落ちている。 ということで、喜び勇んでFSBを75MHzから83MHzへ変更。 無事内部クロック500MHzで、高温にならずに動作するようになったのだ。 もちろんVcoreはデフォルトの2.0Vのままである。 FinalRealityの結果が4.8以上になる。 よかったよかった。

モノは試しということで、600MHzにも挑戦することにした。 FSB 100MHzでの動作である。Windows起動時の旗は表示され、 なんとかログイン画面まではたどり着くのだが、 ログインした途端に保護違反で青画面になってしまう。 いろいろ試したのだが、結局、Vcore 2.05V + L2キャッシュoff の状態のみ安定動作することが判明した。だが、L2キャッシュをoffにしたら、 いくら高クロックで動かしたとしてもあまり意味がない。 泣く泣く500MHzで運用することにした。

おそらくコイツは、ペルチェ素子とかいろいろ使えば、 600MHzで動くアタリの個体なのだろうが、 まぁ、そこまで投資をするぐらいなら、 もっと高クロックのモノを買えば良いのではないかと思うのだ。


99.09.14,Tue

とうとう観てしまった。

楽しみで楽しみで仕方がなかった、 The Matrix。カンフーとハリウッド特撮技術が融合したサイバーパンク映画。 とにかく、前評判が良く、実際面白かったのだが、 どれだけ面白いかについてはここでは言及しない。

途中、味方の一人が(Morpheus)がビルのてっぺんで監禁されるのだが、 その窓から見える外の風景を見て「はっ」とさせられた。 中・高校時代に4年半も住んだオーストラリアはシドニーの街にそっくりなのだ。 街中を人が飛ぶシーンもあるのだが、それもどう見てもシドニーである。 敵(the agent Smith)の顔にも高校時代に見た映画で、なんか見覚えがある。 こいつの発音はアメリカ英語に似せてはいるが、完全ではないのも気になる。 おかしい。アメリカ映画の筈である。

ということで、その疑問を果たすために、800円もするパンフレットを購入。 このパンフレット、デザイン重視でほとんどのページがカラーなのは良いのだが、 高すぎる。艶消し黒の背景に艶有り黒を用いて字が書かれていたりして、 実に凝っている。 この値段でも売れるだろうという魂胆がミエミエなのがなんとも憎らしい。

ま、それはさておき、果して、街の撮影はシドニーで行われ、 敵はオーストラリア人が演じていたということが確認できたのだ。 しかも、収録のほとんどは、かの地で行われたそうな。 うーん、自己満足。の割には、散財したな。

ところで、上映中、大変気が散ってしょうがなかったのである。 もう一回観に行かねばと決心するぐらい気が散ってしょうがなかったのだ。 隣の席に座った人がワキガだったのだ。しくしく。


99.09.15,Wed

師匠の 演奏会である。呼び出されたのである。 この「敬老の日」に、別にヒマしていたとかそういう訳ではないのだが (いや、実際はヒマしていたんだが)、演奏会の手伝いをしろと言い渡されたのだ。

場所は大久保のR教会。湿った熱風が吹きすさぶ中、 すれ違う人の半分以上がおそらく外国籍という街を歩いた。 この街は、なんとなく日本と言うよりはどこかアジアの異国のような情緒がある。

この演奏会、懲りずに毎年やっている。 昨年ティアラ江東というホールでやった際には、 全然客が入らなかったのだが、今年は100人以上の人出があった。成功である。 まぁ、リコーダー奏者が、 トラヴェルソを吹くことの是非は置いておいた方が良いかも知らんが。

もっとも、私の場合、人の事を全く言えないという立場にあるところが弱いのだ。


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Last modified: Thu Aug 23 23:41:51 LDT 2001
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