時差ボケが抜けない。
さらに、仕事のやりかたを忘れてしまったのだ。
まずい。
果して、今年中に復帰できるのだろうか。〆切は近い。
ひーん。
楽しい楽しい出張である。
実際に、本気で楽しいのかどうかはサテオキ、横須賀へ出張である。 部の会議が横須賀で開催されるのだから、参加者は職場の全員である。 また、会議の後には、部の忘年会が設定されているので、出ない訳にはいかない。
で、その場所は、横須賀半島の先端にあり、所要時間は自宅から電車で2時間半。 新幹線を使えば、下手すりゃ名古屋まで到達してしまう時間である。 正直な話、こんなところには行きたくないのだ。だが、仕事である。 しかたがないのだ。
ということで、「車で行く」と言うMちゃん(注:男性)に同乗させて貰うことにした。 ただ、第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路を通るため、 恐ろしく高速代がかかることになる。 でも、ケチって有料道路を通らないと、4時間以上かかってしまう。 そんなことしたら、京都まで行けてしまう。
ま、とにかく有料道路を使って、その料金を二人だけ割ったのでは、 赤字も赤字、お猿のお尻もまっかっかなのだ。 ということで、通り道に住んでいるNさん(先輩)を拉致し、 横須賀まで乗っけて行くことに決定した。 朝のヒトトキに、予告もなしに電話がかかって来て、車で押しかけるのだから Nさんにとっちゃ良い迷惑である。
だが、車内は何故か異常な盛り上がりを見せ、移動カラオケボックス状態。 無事、横須賀についた3人は、あまりにも疲れ果ててしまい、 会議中は駄眠を貪っていたというのはここだけの秘密である。
ゲンキンなもので、3人とも忘年会には元気になり、結局、帰宅は11時頃。 2次会は私の家で、メンバーが増えている。 結局、帰れなくなったMちゃんとFさんは当然泊まりになってしまうのだ。
長谷川家(北久里浜)「ラーメン」中盛り
ガッツラーメン(小金井)「ネギチャーシューラーメン」
年末と言ったら、大工なのだ。 トンテンカンテンやるに決まっているのだ。
ってちが〜う。第9なのだ。 「交響曲第9番といったら、シューベルトに決まってるだろ」なんて、 ちとマニアックなことを言っている場合じゃない。 年末=ベートーベンの第9である。
どこにでも「第9を歌う会」というのはあるようだが、 新潟は見附市にも「第9を歌う会」というのがある。 村起こし(厳密に言うと村ではない)の一貫として、
何かの間違いで建てたホールを有効活用する良い機会である。だが、問題はオーケストラである。交響曲の中で、合唱団が活躍するのは4楽章のみ。 1,2,3楽章は純然たるオーケストラの曲である。 ということは、第9の演奏会を成立させるためには、オーケストラが必要なのだ。 ということで、登場するのが 某オケである。 音大の学生を中心に、東京でリハを1回に現地で1日リハをやって、 翌日本番と言うお手軽さである。 私は5年前からこのオケのメンバーとして、見附で第9を演奏している。
と言う訳で、今日はその練習のため都内某所の地下スタジオに、 午後4時から9時まで軟禁され、えんえん第9の練習をしたのだ。
メンバーの大多数は音大生。特に木管楽器にいるアマチュアは、私の他に一人だけ。 とっても疲れたのだ。
焦った。
てれてれと支度をしていたら、新幹線の時間に遅れそうになったのだ。 「どうせ1泊の演奏旅行だから」とタカを括って、 ろくに準備していなかったのがいけなかった。東京駅12:16発の上越新幹線。 これを遅刻したら、シャレにならない。特急指定券をフイにするばかりか、 長岡駅から会場までのタクシー代5,000円を自己負担しなければならない。
最寄りの駅の沿線は、電車の本数があまりない。結局、高田馬場に到着したのが11:50。 26分後に東京駅の地下4階のプラットホームに到着するのは博打的である。 ここで、意を決して、山手線をぐるりと回って、上野から乗ることにした。 半周約30分の山手線である。高田馬場から上野までは半周分はない。 しかも上野発車は12:22である。ということは、まだ望みがあるということだ。
上野駅の階段を、Dバッグ、スーツ入れとフルートを持って駆け登り、 新幹線の改札を経由して、長いエスカレータを駆け下る。 途中で転げ落ちたら、骨折は必至である。 この駅でも上越新幹線は地下4階に停車するのだ。
(冷)汗まみれになってホームに降り経ったのが、12:20。助かった。 思わずホームで新幹線を待っていたAさん(彼女同伴)に、 ひっしと抱きつきそうになってしまったぐらいである。
しかし、夜遅くまでの練習も終り、宿について風呂に入ろうと鞄を開けたら、 気づいてしまったのだ。下着以外の着替えが入っていなかったのだ。 いくら1泊とは言え、楽器や楽譜などいろいろ持って行かねばならないモノは多い。 やっぱり前日から用意すべきだったのだ。
いくら寒いとは言え、二日も同じ靴下を履いたらその臭いをごまかすのは、 並大抵のことではないのだ。
最近の暖冬の所為か、 長岡近辺で今ごろから雪が降っているとは、結構珍しいことなのだが、 あられの降り注ぐ中で第9の本番をやった。
まぁ、なんだかんだ言ってうまく行ったようなのだが、 舞台に乗っている側の人間としては、少々不愉快な思いをした。
うーんと、不愉快な思いをしたのだが、 そういうことを、詳細に書き下したりしたら、 折角聴きに来て下さったお客さんに失礼だ。 だいたい、その公演を聴きにきて下さった人がこのページを読んでいるかも知れない。 なので、秘密にしておこう。って、秘密にするなら、始めから書くなよ。
おっと、もう一つ不愉快な思いをしたのだ。というか、恥ずかしい思いか。 イキヨウヨウと舞台に登り、 自分の座席に座ってから社会の窓が全開だったことに気づいたのだ。しまった。
ということで、話題を替えて、 打ち上げのレセプションで食べた牡蛎フライのことでも書こうと思ったが、 12個も立て続けに食べたら、帰りの新幹線の中で気持悪くなってしまったことも、 同時に思い出してしまったので、書くのはヤメにするのだ。
佐々木節夫さんの追悼演奏会。
こう、「佐々木節夫さん」とか書くと、 如何にも親しかったかのような印象をうけるだろうが、 実は、全然親しくない。大学からの帰りに、 実家の最寄り駅の階段をだらだら登っていたら、 たまたま隣を登っていたので、声をかけたというだけの関係である。
そもそも、佐々木さんは、莫大な金の動く音楽市場の中で、 かなりマイナーなクラシック音楽市場の、 これまた更にマイナーな「古楽」と呼ばれるジャンルを中心に、 評論家として活躍なさった方だ。クラシック音楽ファンであったとしても、 まず、どんな人だか分からないだろう。
もっとも、親しくなかったとはいえ、佐々木さんの存在は意外と大きかったようだ。 私が聴きに行くコンサートは、全部を聴きにいらしてたようで、客席の後ろを見ると、 必ずトレードマークのキノコカットの髪型と眼鏡を拝見することができた。 学生時代から買い漁っていた古楽のCDの多数には、 「佐々木節夫」とクレジットされた解説が載っていた。 家で取っていた新聞の夕刊には、しばしば、 佐々木さんによる古楽の演奏会の評論が載っていた。
だから、こちらから勝手に親近感を持っていたかも知れない。 だが、残念ながら、昨年の12月に癌で他界なさった。
日本の著明な古楽演奏家達が、入れ替わり立ち替り演奏をした。 合計5グループが、それぞれのプログラムを構成し、一つの演奏会を作る。 ま、演奏する方はたかだか20分程度だったら楽かも知れないが、 正直言って、聴く方は結構シンドかった。 全部で2時間半もの時間を要するコンサートは、ちと盛り沢山すぎる。
事実、後半の中頃では聴く集中力が切れてしまったのを感じた。 もっとも、その辺りで演奏していた人達が、 特別素晴らしいという演奏をしていた訳ではない、というのもあるかもしれない。 良い意味で、世代交替を感じるコンサートでもあった。 とにかく、こんなに豪華なプログラムは、2度とないだろう。
だが、今日も、客席の後ろを振り返っても佐々木さんの姿はない。
仕事納めである。
会社には、ほとんど誰もいない。確かに、この飛び石連休をうまく使えば、 22日からずっと休みである。ほとんど誰もいないので、呑みに行こうとか、 どっかよってく? とか、そう言う話は全く出ない。いつもどおりの平日である。
若干、寂しい気がしないでもない。
急な話で、スキーに行くことになった。
本当に急な話である。どれぐらい急かと言うと、詳細が決まったのが昨晩の11時。 そもそも、言い出しっぺになった人が、言い出しっペだったにもかかわらず、 いまいち本気でなかったと言うのが敗因だ。 うーんと、本当に負けたかどうかは別として、いずれにせよスキーに行ったのだ。
場所は、富士天神山。東京から2時間ちょっとで着いてしまう。 の、筈だったのだが、都内をうろうろしていたため、到着は11:30。 ゆっくりと支度を済ませ、いざゲレンデへ。
5本程滑べって、あっさり休憩。私は缶入りコーンポタージュスープ、 他の2人は缶ビールである。いいグアイになってしまい、 酒臭い息を撒き散らす2人と、また1時間半程滑べる。今度は昼食だ。
昼食でまたビールを注入してしまい、もう、い〜感じである。 もう温泉入って、帰って寝るべといった雰囲気である。全然滑べっていない。 くつろいで居た時間も含めて、スキー場に3時間程しかいなかったのだ。 こんなスキー、始めてだ。往復4時間以上かけているのにも係わらず。
ま、いいか。
がんこ家(多摩センター)「キャベツラーメン」味玉つき
おぉ、味噌か。
「味噌汁に化学調味料は嫌だ」と御主人様(仮名)にゴネたら、 「ぢゃ、自分で作ってみれ」という話になってしまったのだ。
ということで、5匹程の煮干の頭を取り除き、 水に浮かせ、煮立つ寸前まで火にかける。 ぼこぼこっと言う寸前で煮干を取り除き、 野菜を入れ、味噌を漉して溶かす。出来上がりである。
へへ〜んだ。ちょちょいのちょいだ。どうだ。美味しいだろう?
でも、この美味しさの元は、出汁だけではない筈。 やっぱり味噌が良かったのだ。そうか、味噌か。
ということで、1行目の下らないダジャレの撹乱は成功しただろうか。
わっかるかな、わっかんねぇだろな。