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Last modified: Sat May 22 20:04:15 JST 2004
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他愛もない備忘録です。
事前に「如何に『がまん』するか。」に 目を通すと、理解が深まるかも知れません。
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我ながら、なかなかの出不精だと思うのだが(筆不精とも言う)、 ジョアン・ジルベルトが来るとなれば話は別なのである。
しかも、多摩に住む身としては実に嬉しいものを発見したのだ。 湘南ライナーである。新宿から横浜まで、途中の停車駅は品川のみ。 超速い。普段に比べて、なんと約20分の短縮である。なんてローカルな話はさておき。
会場はパシフィコ横浜の国立大ホール。 ちなみにこれを「クニタチ」と呼ぶのは明らかに間違いである。 開演5時とあったが、 チケットには「アーティストの都合により開演が遅れる可能性があります」。 と書いてあったので、5:50に開演でもあまり驚くことはなかった。 しかもエアコンは「アーティストのご意向により」切られていた。 5000人も入るホールのエアコンを切ったらどれだけ暑くなるか。 ちなみにこの人、ボサノヴァの開祖のような人なのだが、 変人であることで有名でもある。しかも72歳。 演奏会をスッポかされてもあんまり文句が言えないという、 カルロス・クライバーのような大物である。
で、ついと出て来て弾き始めた。「いやいやいや遅くなってごめんちゃい」 という筈もなく、軽くチューニングしてあっさりと始まった。 1曲目はいわゆるワンノートサンバ(Samba de Una Nota Su)だったのだが、 鳥肌が立った。生で聴くことはないと思いこんでいた声とギター(ヴィオロン)が、 目の前で鳴っているのである。感無量である。不覚にもうるうる来てしまった。 こんな感覚は2000年に聴いたBuena Vista Social Clubのルベーン・ゴンザレズが イブラハム・フェレール等と一緒に来日した公演以来である。
休憩なしで2時間が過ぎた後、 Estateを弾いた後に舞台上でなんと動かなくなってしまった。 再度動きはじめたのは20分後。前代未聞の出来事である。 奏者がひっこまなければ、観客は帰る訳にもいかない。その間拍手は続き、 そろそろこの爺さん死んだんじゃないかと心配になりはじめたら、 リセットをかけたが如く、ソロを含む4曲をそれはそれは素晴しい出来で弾き、 出てきたときと同じようについとひっこんだ。 終了時刻はゆうに9時をまわっていた。
翌日の日本公演最終日でもフリーズしたと聴くが、 いずれにしても歴史的な瞬間に立会えたのではないかと思う。
しかし、もはや日記とは呼ぶことも出来ない頻度でしか更新されないこの頁。 読者の皆様にはそろそろ諦めて頂きたいものなのだ。
実は私は10月に車を買い換えたのだ。
車種はプライバシーの関係で明かすことは出来ないが、 辛抱強く訪れて下さる読者の皆様に名前だけはお教えしよう。 「じゃくりーぬ2号」である。 って、もろバレな気もしますが。
これでもプチブルジョアなつもりでいる自分としては、 スキーというのは毎年の楽しみでもある。 というかスキーに行くことがプチブルジョアだと思っている時点で、 プチブルジョアな筈はないのだが、細かいことはおいといて頂きたい。 いずれにせよ、今年はこいつのおかげで スキーに行くなど不可能に近いのである。いや正確に言うと、 行くのは可能だが御主人様(仮名)から許しを得ることは到底無理ということである。 ということで、いささか台所事情の苦しい我が家としては冬タイヤの購入は 少なくとも来シーズンの到来まで延期する予定でいた。
しかし、そうは行かないのが世の常である。
というのも、良く考えてみると我が両親に会いに行くためには、 冬タイヤが必須だったのである。 この両親、実は私の自宅から車でわずか20分程度の距離に住んでいるのだが、 毎年自宅から離れて某所で過ごすことにしているのだ。 つまり両親に年賀の挨拶に行くためには、 高速に乗って2時間ほど行ったところまで移動しなければならないのだ。 不便極まりない。
うーん、いつもながら前置きが長い。
いずれにせよ、とにかく冬タイヤを購入する必要があることに気がついたのが 2003年も押し迫った12/31午後4:30。
おりしも東京では元旦早々から雪が降るとの予報が出ていた。 近所のタイヤ屋に行っても売り切れたと言われた。 この自分のトロさには毎度ながら嫌気がさすのだ。 こんな状態で年が越せるのだろうか。
また風邪を引いたのだ。
喉に痛みを感じ始めたのは日曜の夜。 幸いなことに研究所の勤務形態はフレックス制なので、 昨日は早めに帰宅するために早めに起きて会社に行って仕事をしたのだが、 帰宅するまでには声が出なくなり始めた。 ちなみに後輩のMちゃんには「セクシーボイス」などと言われたが、 そういうのは20代前半のOLさんなどに言われて効果があるのだ。 30過ぎのムクツケキ男(1月には父になる予定)に言われても、 嬉しくともなんともない。
思い当たる節はいくつかある。
実は我が家の換気扇の上に鳩のツガイがいつもとまるのだが、糞害が非常に不快なのだ。 それに、鳩の糞というのは、 クリプトコッカス症(人間の脳内でカビが繁殖する)をはじめとする、 さまざまな病気の原因になりうる。 ということで、こんもりと積もった糞を取り除き、 鳩がとまらないような細工をしたのだが、 どうやらそのときに何か吸い込んだという可能性。
好物の日本酒(静岡産の「初亀」)をコップに一杯ほど飲んで、 いい気分でコタツで寝てしまったこと。 まるで風邪を引かせてくださいと言わんばかりの無防備さ。
そして昨晩から熱が出る。完全に風邪である。 こんな状態で出社しても使い物にならないのは目に見えているので、 すっぱりと休んでおとなしく家で療養に励むことにしたのだ。 えーと普段の私が使い物になっているかという議論はさておき。 午前中は近所の医者と薬局に行って薬を処方してもらい、一日中ごろごろ。
夜になっても相変わらず声は出ず、
御主人様(仮名)とはささやき声でしか会話ができない。
ということで、本日は朝から
「もし我が家が火事が発生したら、どうやって知らせればよいのだ」
「もし我が家に強盗が入ってきたら、どうやって知らせればよいのだ」
などと余計な心配ばかりして生活していたのだ。
ちなみに、当たり前だが何も起きていない。ちぇ。
いや本当にめっきり寒くなってきたのだ。
今朝打ち合わせをした会議室など、温度を上げようが一向に暖かくならない。 あまりにも寒いので「どうしたことか」と 仕事場のエアコンを管理しているところに電話をした人が居たらしい。
で、話を訊いたところ 「実は今日までは暖房ではなくエアコン運転と決まっていて、 11日から暖房に切り替わります」との回答。 ってあなた、誰がそんなこといったい決めたんだ。 「設定温度は25度だから必要以上に冷えることはない」って言っても、 外気温は5度である。正気の沙汰ではない。
日付ではなく外気温に対応して温度管理をしてもらいたいと思うのだ。
めっきり寒くなってきたのだ。
東京の空も澄んできた。
家族総出で出掛けたのだ。
お邪魔したのは横須賀在住のNさんのお宅。 会社の人達を集めた総勢10名以上の集りであったが、 乳幼児が居ると、授乳場所の問題でなかなか遠出ができないので、 こういう機会は嬉しい。
催しの趣旨は、(1)庭で肉を焼き、(2)ウクレレを弾く、 ということだった。天気予報はしっかりと「雨」と出ていたので、 肉を焼く点にはいささか不安ではあったが、なんとか持ち堪えたようだ。 問題は、ウクレレの部分である。どうやらほとんどの人たちが初心者らしい。
完全な初心者ともなると、楽器の持ち方からチューニングのやり方など、 学ばねばならない事は非常に多い。それに曲が伴奏できるようになるためには、 コードも覚えなければならない。
それでこの人たちが最初に覚える曲として選んだのは、 「ハッピーバースディ」の曲だった。そう。 誕生パーティなどによく歌われるあの有名な曲。コードは3つのみ。 あまり難しくない。 確かにこの曲だったら年に1回ぐらいは演奏する機会があるだろうし、 ウクレレで演奏するという意外性でウケも良いかもしれないので良い選曲だろう。 問題は、初心者がある故に何回も練習しなければならないことである。
つまり、皆でこの短い曲を何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も演奏した。
ということで、もうウクレレは沢山なのだ。 そもそも今日はいったい誰の誕生日だと言うのか、 きっちりと説明して頂きたいのだ。
ということで、いろいろあったのだ。
まずは、題名から『北欧でも』の部分が抜けた。 簡潔に言うならば、5月1日に帰国したのだ。
それ以降は、もう目の回るような忙しさであった。 飛行機便で送った荷物が到着し、御主人様(仮名)は出産のために入院。 その隙に船便で送った荷物が到着し、 おびただしい数のダンボールに囲まれて生活すること1ヶ月。
あっという間に夏は過ぎ去り、 気づいたらもう今年も残すこと2ヶ月とちょっとという状態なのだ。 あっという間に半年が過ぎてしまった。 しかも私の日常は、この男(年齢4ヶ月と17日)を中心に回っている。 感の良い方ならお分かりだろうが、もう私はめろめろである。 うぶで純粋な私の心はかき乱されっぱなしである。
本人の希望により画像の一部を加工しました。
えーと、そんなことより、いい加減復活しようかと思うので、 よろしくお願いしますなのだ。
02.10.24,Thu | 長い休みから復活してみる。 |
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