全く話を聞いていないのだ。
普段、私は母親と2人暮らしである。 ちなみに、あんまり人が居ないからと言って泥棒や強盗に入るのは賢明ではない。 というのも、極端に人見知りする犬がいるので、 知らない人が入って来ると、物凄い勢いで歯をむき出して吠えるのだ。 たまに、間違えて家族にも吠えるのだが、それは、もう実に感じが悪い。 家族に吠えてこんなに感じが悪いのだから、 他人にはもっと感じが悪いに違いない。
おっと、話が逸れた。
とにかく、家族が集合した。 単身赴任の父と、家を出て暮らしている妹が久しぶりに帰宅したのだ。 休日ならいざ知らず、平日に一家集合と言うのは珍しい。
うちの人達は基本的に、皆おしゃべりである。 だが、普段から2人で会話すると、片方が喋っているときには、 もう片方は黙って聞くことになる。長期間の生活で、 母と私はそういう紳士&淑女的な会話の方法に慣れてしまったのだ。
だが、父も妹も容赦しないのだ。 全然相手の話を聞かないで好き勝手に喋っているのだ。 母と私は、目を白黒させながら、 いつ喋ったら良いのかタイミングが分からないまま、 夕食で終えたのだ。
ちょっとは人にも喋らせなさい。
油断も好きもあったもんじゃない。
そう。「いやよいやよも好きのうち」なのだ。ぐふ。
いや、本当は「隙」だな。とにかく、
仕事中にインターネットをぶらぶらしていたら、 E-mailアドレス占いなんてページがあった。「お、近頃はこんなモンまで出来ているのか」と思いつつも、 私は、こんな場所にメールアドレスを入力するほど、お人好しではない。 もちろん、ここで入力したアドレスは、占ってもらえるのは確かなのだろう。
だが、入力する前にちょっと考え直して欲しいのだ。 ここで入力したモノが記録されていたらどうする? その入力データがどの様に使用されるか分からないのだ。
インターネットには、無差別に不要な宣伝などのメールを送り付けて来る輩がいる。 この様なメールはSPAMと呼ばれ、 どこから入手したのかしらんが、 どこからかあなたのメールアドレスが洩れている場合、 頻繁に送られて来るようになる。だが、事態はそんなに単純な話ではない。
メールの一番下には、
「このメールが不要ならREMOVEと書いて以下のアドレスに返信すること」などと書かれている場合が多いが、いくら宣伝メールがうざいからと言って、 これには絶対返信してはならない。いくら無差別メール攻撃をする輩とは言え、 エラーメールをだすのは本意ではない筈だ。 そのメールが人の目に触れることが分かれば、 「もっと宣伝を出そう」ということになるはず。 つまり、だとしても、REMOVEと書いて返事をするということは、 「このメールアドレスの受け取り人はメールを読んでいるよ」 と教えてあげることになってしまうのだ。 しかも英語で書いてあった場合のメールに返事をしたら、 「私は英語もOKだよ」って御丁寧にも教えてあげてしまうことになる。 だから、こういうメールの対策としては、シカトするのが一番である。 そのうち、送られて来なくなるから。
とにかく、こういう所に淫らにメールアドレスを書きこんだりするのは、 ちょっと注意した方が良いのだ。ん? 「みだりに」だっけ?
ここの所、忙殺されていた仕事のヒトヤマがようやく終了したのだ。
ということで、打ち上げを兼ねて、木曜日というのに吉祥寺に繰り出したのだ。 ちなみに、こういう機会に街に繰り出すときは、 ご主人様(仮名)にも声をかけないと、 ストレートパンチを繰り出されてしまう恐れがある。 このパンチを避けそこない、クリーンヒットした場合には、 病院に連れて行かれてしまう羽目になるかもしれないので、要注意である。
ちなみに、ご主人様(仮名)は風邪をひいていたため、 パンチを繰り出す程の元気があったかはどうかは定かではない。 まぁ、いずれにせよ、騒ぎ系の場所には行けない。 落ち着いて何かおいしいものが食べられる場所に行く事にした。
ということで、つい先日に、 男4人でぎゅうぎゅう詰めになりながら食べた寿司屋に落ち着く。 ちなみに、前回は、あんまり「おいしかった」という記憶はないのだが、 気にしない気にしない。
ようやく演奏会のテープを聴く気になった。
私は、自分の演奏なんて楽しんで聴くことなんて絶対できない。 何故かというと、録音を再生すると、 運指の過ちや音程のズレ、タイミングのズレなど全てが忠実に再生されて、 目の前に現実として現れるからだ。自分の嫌な所を見せつけられるのと同等なのだ。 これを第1次拒絶反応としよう。
さらに聴き込んで行くと、「何でこうしなかったんだろう」と、 貧素な音楽性が気になって来る。また、 バロック音楽に特有の(即興的に入れる)「装飾」がダサかったりすると、 自分の音楽の才能のなさを、まざまざと自覚させられる。 これが第2次拒絶反応である。
第1次拒絶反応は表層的な部分、つまり割と目に付きやすい過ちに対する拒絶であり、 第2次拒絶反応はもう少し本質に近いところに存在する過ちに対する拒絶である。
この時の心理状態は、 「恥ずかしい」というよりは「自己嫌悪」と表現する方が正しい。 この時の気分を例えるなら、 出してすっきりし、その存在すら忘れかけてしまった自分の排泄物を、 目の前にかざされた状態である。
絵画は2次元、彫刻などは3次元を用いて表現する芸術である。 音楽はまた美術とは異なった次元を用いており、 もっとも特殊なのが「時間」だと思う。 流れてしまった時間は絶対に取り戻すことが出来ない。
日々の生活も一緒である。このようにして、 自己嫌悪したくなるような過去を振り返るという作業もたまには必要なのではないか、 と思うのだ。
集中してテレビが見れない。
引越し先に、 先日購入した家具と電化製品がやってきたのだ。 ご主人様(仮名)と、朝から掃除を行い、今か今かと首を長〜くして待っていた。 最初に到着したのは、電化製品の運搬業者だった。
まずは、巨大な冷蔵庫である。内容量が合計415リットルの巨体である。 「こんなに巨大な冷蔵庫が本当になのか」という議題を、 改めてもう一度提示したくなるほどである。
ある統計によると、1人につき平均冷蔵庫必要量は100リットル程度ということだ。 現在、この冷蔵庫を必要とする人間はご主人様(仮名)と私だけである。 残りの215リットルは、いったい何に使うのだろうか。 「夏場は、湯上りに冷蔵庫で冷やしたパンツを履くとめちゃくちゃ気持ちが良い」 という話も聞いたことがあるが、215リットルもの容量があるパンツはない筈だ。 一人で深く考えても仕方がないが、今更理由を尋ねてみても殴られるだろうから、 黙って作業を見ていたのだ。
とにかく、あまりにも大きいので包装した状態では階段を上ることが出来ない。 ということで、冷蔵庫は階段の下で剥き出しになり、 人がすれ違うのがやっとの程の階段をえっちらえっちらと上ってきたのだ。 えーと、ちなみに、冷蔵庫が自力で上がってきたわけでなく、 運搬業者の手によって上がってきたんだけどね。 いくら最近の冷蔵庫が高機能だったとしても、自走は無理だ。
しかし、運搬業者の職人芸をしかと堪能させてもらったのだ。 両サイドのマージンが1cm以下の扉を通してしまうのだ。すごい。 テレビも洗濯機も同様にして芸術的に運び込まれ、無事セッティングされた。
早速テレビをつけてみる。 実は、今まではトリニトロン管のテレビを見ていたのだが、 現在店先で主流である、フラットスクリーンにしてみたのだ。 違和感がある。そう。フラットスクリーンはへこんで見えるのだ。
それでも構わず見入っていたら、他のことが気になってきたのだ。 というのは、画面の枠が完全に直線になってしまったため、 カメラが傾いていたり、解説フリップの線がまっすぐじゃなかったりすると、 すんごく気になるのだ。全然集中してテレビが見れなくなってしまったのだ。
うーむ。
ちみは何故ソコに居るのだ?
27日に控えた引越しに備え、徐々に引越し先に荷物を運んでいたのだ。 停めた車から、部屋まで荷物を運びながら、周りの風景を眺めて見る。 部屋から洩れる蛍光灯の光、暗がりで鈍く光る錆びた滑べり台、 自転車の跡がうっすらと残る砂場、黒い兎、茶色になった芝生、 排ガスまみれのツツジ。
う、う、う ー ー ー ー マンボ!!
そーいや、最近妹がリメークの「Mambo No.5」を聴いていて、 両親が懐かしがっていた。「マンボがまた流行り始めたのか」なんて喜んでいるけど、 今更、ブームになるほど流行るとは思えないんだがなぁ。
おっと、そういう話題じゃない。
ウ、ウ、ウ ー ー ー ー ウサギ がいるのだ。断じてウナギではない。
最初は、近所の子供の誰かが、ぬいぐるみでも放置して行ったのかと思った。 だが、近付くと、ぴょんぴょんと跳ねて逃げて行く。 まさか人の気配を察知して動くロボットなのか? と思ったが、耳も鼻もぴくぴく動いている。ロボットにしては妙に精巧だ。 ということで、ホンモノの兎だと判断した。
そもそも、何で、こんな所に兎がいるのだ? ちみは野性の兎なのか? だが、よくよく考えて見ると、黒地に白の斑がある野兎はいない筈だ。 ということは、これは普通のペットショップなぞに売っている飼育用の兎なのだ。
うーむ。ひょっとして、これは、なんかのドッキリなのか?
今日も会社をサボった。
うーんと、今回も予定表に「休」と大きな字で書いておいたので、 厳密に言うとサボりではない。ただの休暇だ。
ということで、引越しに備えて、自宅の部屋をいろいろ片付けたりしていたのだ。 そうしたら、ラヂヲで、停電があって電車も止まってるようなことを言っている。 ここら辺には別に影響はないようだなー、と気にしなかった。 PC等も、全部平常通りに動いているからだ。
会社のアカウントのメールをチェックする用事があって、会社に繋いでみる。 繋がらない。も、も、もしかして停電で会社のマシンは全部落ちているのか?
う、うっきー。
飛び石連休の谷間とは言え、今日は平日なので、 出社して仕事をしている人が居る筈だ。 そして、私は、まがりなりにも職場のネットワークの管理を任されている。
ということは…。
私が、2秒後にケータイの電源をそっと切った、というのは、 ここだけの秘密である。
は、は、は、はっくしょーーーーーん。
風邪をひいている場合ではないと思われる。 どちらかというと、部屋の掃除をしなかったツケが回って来たのだ。 ハウスダストに敏感なアレルギー性鼻炎なのに、 掃除を怠けていたのだ。ということは、本に積もった埃が舞い上がると…。
はっくしょーーーーーんという状態になる。効率が悪いと言ったらありゃしない。御主人様(仮名)に電話する。風邪をひいてダウンしていると言う。 どんどん寒くなって来ている今日この頃、無理をしていりゃ風邪をひくわな。 私も気をつけねばならん。
は、はっくしょーーーーーん。
この忙しいさ中に、練習である。
来週の土曜に開催予定の宴会に向けて、幹事として、 かねてから準備をしているのだが、ちっとした宴会芸をすることになったのだ。 ということで、ラピュタンの面子に集合をかけ、E崎くんもN岸さんにも来てもらい、 uttieさんの 自宅にお邪魔したのだ。
夜の平穏な一時を乱すがごとく、5人のムサい男が集い、練習をしたのだ。 全くもって良い迷惑だ。 どうしてこんなにuttieさんの日常を邪魔してしまうのか、自責の念にかられる。
そして、練習が終り、uttieさんは顔を見せてくれた。全く嫌な顔をせず、
「ごゆっくりしていけるんですよね。コーヒーでもいれましょうか?」だが、時間が時間である。21:00である。 一人を除いて、明日も仕事に出なければならない人達だ。 私は彼らを無事送り届けなければならない。 本当に申し訳ないが、帰らせて貰うしかない。その旨を伝えると、残念そうな顔をする。
「お訊きしたかったこととか、幾つかあったのに…」あちゃー。私も話したかったのだ。 不完全ながらも、 お互いの日常を ある程度知っていると、話の中でも説明的な部分がかなり省けて、 踏み込んだ会話がしやすい。かなりの気分転換になることは確かだ。風のようにやってきて、風のように去って行くとはこのことだろう。 最後に、私の背中に向かって、uttieさんは言った。
「日記、3日にまとめて更新じゃなくて、できれば毎日更新して下さいね」ぎく。今は、ただ更新するだけで精一杯なんです。 毎日、自分を振り返る余裕なんて全くございませんのことよ。 3日に一度でないと、ろくに時間がとれないんでしゅ。ごみんなさい。
猛烈に途方に暮れている。
おかしな日本語だ。だが、今の状況はそうとしか言わざるを得ない。 明後日は、レンタカー屋から、バンを借りる予定だ。 つまり、その日が引越しなのだ。知合いに手伝いもお願いしている。 つまり、大きな荷物は、それまでに持って行ける状態にしなければならない。
運ぶ予定の本棚には、まだ本がたくさん詰まったままだ。高さ2m近い本棚から、 10年以上かけて溜った本を全て出すのは容易なことではない。 だが、全ての本を持って行く余裕はない。その本棚はもう一人と共有するからだ。 捨てる捨てないの選別をしていると、いくら時間があっても足りない。
パソコンデスクにも、まだ色んなモノがのっかった状態だが、 これも持って行かなければならない。 今、目の前で動いているパソコンも持って行かなければならない。
精心的に、かなり追い込まれているのだ。誰か助けてくり。
引越し。
目まぐるしい一日。 睡眠時間3時間で、よく事故りもせず一日が終了したもんだ。
宴会場の人と打ち合せである。どうも、イケ好かない男だ。
休みを取り、足の踏み場もない、実家の部屋を片付ける。
引越し先からようやくOCNに接続。 なんかほっとする自分がやっぱりネット接続依存症候群だということに、 愕然とする。司会者とEメールを操作しながら電話で打ち合せ。
思うことはいろいろあるが、書き留めるまでもない。 疲労困憊しながら就寝する。
久しぶり、といっても3日ぶりである。 だが、週末にやった仕事量を考えると、久しぶりと言ってもおかしくないぐらいだ。
とにかく、久しぶりに出社すると、容赦なく会社の雑用は降ってくる。 21:00にようやく雑用は終り、周りの席も人が居なくなるころ、 席次表の作成に取り掛かる。